>  >  >  > Andrew Hill

Andrew Hill

(アンドリュー・ヒル)

60年代新主流派アーティストと呼ばれるアンドリュー・ヒル。彼のピアノを好むか好まざるかは両極端に分かれるだろう。チョット聴いてダメだった人は二度と聴かない(笑)、興味をもった人はズブズブとその底なし沼に落ち入り、抜け出せなくなる——個性の塊なのだ。
ジャズにおいてスタンダード曲を演奏するのは至極当然のこと。しかし、ヒルがリリースするアルバムの殆どはオリジナル曲で構成され、63年のデビュー作『ブラック・ファイア』でさえ全てオリジナルであるのには驚かされる。そして、その美意識溢れる明るい楽曲群はエヴァンスっぽくもあり、フリーっぽくもあり……なんとも捉えどころがナイ。インプロヴィゼーションもかなり曲者。コードごとレイド・バックしたような特異なメロディ感覚や蹴つまずくようなタイム感は、ホント彼独特の訛り口調なのだ。こういった奇異なセンスを00年『ダスク』ではホーン・アレンジにも活かしている。
ヒルのユニーク度はセロニアス・モンクにも劣らない。一度漬かりきってみるのも面白いと思うが、いかが?

制作協力:
OKMusic

表示切替:スマートフォン版 | パソコン版