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モーニング娘。1期メンバーで「愛の種」歌唱 20周年の今だからこそ歌える“はじまりの1曲”

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 モーニング娘。1期メンバーが、本日12月13日午後7時から放送の『2017FNS歌謡祭 第2夜』(フジテレビ系)に出演する。

 1期メンバーは、中澤裕子、石黒彩、飯田圭織、安倍なつみ、福田明日香の5人。1999年4月に福田が卒業して以来、18年ぶりに初めて5人が揃い「愛の種」を歌唱する。

愛の種(20th Anniversary Ver.)/モーニング娘。20th

  遡ること20年前、オーディションバラエティ番組『ASAYAN』(テレビ東京系)の「シャ乱Q 女性ロックボーカリストオーディション」で、最終選考で落選するもその才能を認められ、「もしCDを5日間で5万枚売り切ることができたらメジャーデビューできる」という課題を与えられた中澤裕子・石黒彩・飯田圭織・安倍なつみ・福田明日香。その際の楽曲が、この「愛の種」だ。モーニング娘。をはじめとしたハロー!プロジェクトの動向に詳しい青山晃大氏は当時のグループの様子についてこう語る。

「1997年当時はミリオンセラーが連発していた時代ではありますが、それにしても、インディーズの手売りで、5日間で5万枚売り切るというのは驚くべきことだったと思います。発売初日11月3日の大阪・HMV心斎橋店では、売れたCDの枚数(約1.5万枚)は今でもギネス記録に登録されているくらいです。『ASAYAN』も当時大人気の番組でしたし、モーニング娘。は、ある意味テレビと音楽業界がとても賑わっていたからこそ出てきたグループなのではないでしょうか。そういう出自だということもあり、当時の印象としては、モーニング娘。やハロプロが20年続くプロジェクトになるとは、誰も思っていなかったのではと思います」

 「愛の種」は、サエキけんぞうが作詞を、桜井鉄太郎が作曲を手がけている。サエキけんぞうは『AYASAN』の前身番組『浅草橋ヤング洋品店』のオープニングテーマも担当したという縁があり、同曲も担当することに。また桜井鉄太郎は、90年代に人気のあった渋谷系ポップユニット・OSA NOSTRAのメンバーで、同曲に爽やかなアレンジを施している。そして、今回の『FNS歌謡祭』出演での最大のトピックは、福田明日香が参加している点だと青山氏は続ける。

「福田明日香さんはオーディション当時から、歌がとにかく上手いとつんく♂さんをはじめとしたプロデューサーから絶賛されていました。初期はメインボーカルをとっていましたが、在籍していた期間はとても短く、1999年に当時14歳だった福田さんは学業への専念を理由に卒業しました。そこから芸能活動からも退いていたのですが、2011年にPEACE$TONEというバンドで復帰するも、モーニング娘。との関わりはありませんでした」

モーニング娘。20th「愛の種(20th Anniversary Ver.)」

 「愛の種」が初めて店頭で売られた日が1997年の11月3日。それからちょうど20年後の今年11月3日、「愛の種(20th Anniversary Ver.)」が、1期メンバーと現役メンバーとのコラボレーションという形で“モーニング娘。20th”名義で配信限定で発売された。

「『愛の種』はとてもシンプルで、振り付けも歌も簡単な曲です。今のモーニング娘。の曲は、歌割が個性的で難しく、ダンスも複雑なフォーメーションを組んでいることが多い。なので、この20年でとても変わったなという印象がありますね。初期メンバーが卒業してから、モーニング娘。として『愛の種』を披露したことはなかったんです。しかし20周年を迎えた今年、1月の『Hello! Project 2017 WINTER ~ Kaleidoscope ~』で久しぶりに歌われており、開催中のツアー『We are MORNING MUSUME。』のセットリストにも入っている。やはり今年は誕生20周年ということで、歌われることになったのでしょう」

 最後に、青山氏は同番組でのパフォーマンスについて、こう期待を述べた。

「『愛の種』を原曲通りシンプルに歌っても、5人それぞれの年輪、深みが出るのではないかと思います。オーディション番組の落選者が集ったということもあり、当時はメンバー同士が仲良くないという噂もありました。しかし、20年経ち今はもうそれぞれの人生を歩いているなかで再び集うことになるので、今だからこそ分かり合える部分もあるのではないでしょうか。また、この日の『FNS歌謡祭』には現役のメンバーも出演するので、双方あわせて20年の歴史を感じられると思います」

 20周年という節目に、1期のメンバーが揃って歌われる、モーニング娘。“はじまりの曲”とも言える「愛の種」。当日、どんなパフォーマンスが行われるのか、そしてそこに20年の軌跡はどう表れるのか。この貴重な機会を、しっかり見届けたい。

(取材・文=若田悠希)

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