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欅坂46主演ドラマ『残酷な観客達』への期待 前作『徳山大五郎〜』からグループはどう変化した?

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 欅坂46主演の連続ドラマ『残酷な観客達』(日本テレビ系)が、本日5月17日の深夜より毎週水曜に放送される。同グループの主演ドラマは、昨年7月に放送された『徳山大五郎を誰が殺したか?』(テレビ東京)に続き2度目のこと。

 デビュー曲「サイレントマジョリティー」で、ファンとアイドルシーンに絶大な衝撃を与えてから約3カ月、異例の早さで主演した『徳山大五郎を誰が殺したか?』。同作はミステリー&コメディ調の学園ドラマであり、10代の女子が抱える思春期の繊細な心と秘密を、映画『告白』や『渇き。』のような冷たく乾いた世界観で表現。主題歌を務めた2ndシングル曲「世界には愛しかない」の<最初に秘密を持ったのはいつだろう? 大人はみんな嘘が多すぎて忘れてる>というポエトリーリーディングから始まる、思春期特有の大人への反抗心や葛藤は、ドラマと欅坂46のイメージをより色濃いものにしていた。

 また『徳山大五郎を誰が殺したか?』では、各メンバーが本名のまま出演したことも、楽曲だけでは見えてこなかった彼女たちの個性を表現し、世間に伝えることができた。主役である平手友梨奈を中心に物語は進み、殺人事件の犯人を捜していく。同作で平手は演者としての才能を証明、理屈抜きのカリスマ性が演技を通して裏付けされた。また、平手に並ぶ逸材との呼び声も高い長濱ねるも注目を集めた。長濱は欅坂46の追加メンバーで、唯一「サイレントマジョリティー」の選抜メンバーに入らず、長濱を中心とするユニットでカップリング曲「乗り遅れたバス」を歌った。長濱は楽曲の意味深なタイトルと同じく、最初はクラスにいない不登校の女子という設定でドラマに登場。最初に犯人だと疑われ、長濱自身もクラスメイトを煙に巻く行動を連発し疑惑の中心人物となっていく。平手に対する存在として、欅坂46での境遇とリンクするような役を見事に演じきっていた。

 ほかにも、お嬢様育ちと言われている菅井友香が、多額の献金で裏口入学の疑惑が持たれる役を演じ、2017年にファッション誌『non-no』の専属モデルになった渡邉理佐が、おしゃれグループのリーダー役を演じるなど、実際のキャラクターがドラマのキャラにも反映されていた。さらに秋元氏から「あれだけポンコツでも、何か憎めないものを持っている」とお墨付きの渡辺梨加も、ドラマの序盤でイメージ通りのキャラを展開していたが、最後に想像を超えた覚醒ぶりを見せた。

 “演技とは何か?”というワークショップから始まったメンバーたちは、放送を終える頃にはアイドルとしても役者としても成長。また、欅坂46は“大人への反抗”というイメージを持たれがちだが、大人たちに惑わされず、自分たちで道を切り開こうとする強い意志を感じることができた。デビューから間も無くしてグループとメンバーの個性を多くの視聴者に伝えることができたのは、グループにとっても大きな出来事だった。

      

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