亀梨和也 × 山下智久“亀と山P”への期待 “修二と彰”を更新する思い出深いユニットに?
KAT-TUNの亀梨和也が主演するドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)が、15日にいよいよスタートする。12年振りとなる山下智久との共演が話題になり、スペシャルユニット“亀と山P”による主題歌「背中越しのチャンス」にも注目が集まっている。
初回放送に先駆けて楽曲のサビ部分が公開されたのだが、印象的なのは<何回でも>という歌詞が何度も登場することだ。もちろん、恋愛をテーマに歌っている楽曲ではあるが、1回きりだと思っていた期間限定のユニットが復活したことをふまえると、亀梨と山下が<何回でも>私たちを楽しませてくれるという歌にも聞こえてくる。
先日、『PON!』(日本テレビ系)で、お互いの今の印象について語る場面があった。山下は亀梨を「見せ方がすごく上手」と絶賛し、亀梨は山下のことを「Pは無駄がなくスマート」と褒めていた。この回答だけを見ても、作り込む亀梨と、素材勝負を挑む山下、ふたりの美学に違いがあることが伺える。若いときは、違いを受け入れるのは難しい。異なる価値観を受け入れられるようになってはじめて“違い”から“尊敬”に変わる。ユニット名が、“修二と彰”の役名から“亀と山Pと”という実名になったのも、お互いを尊重している表れなのかもしれない。
というのも、ファンの間では有名な話ではあるが、亀梨と山下はもともとお互いのことを「大っ嫌いだった」と公言していたほど、あまりおだやかな間柄ではなかった。かつて「公園でケンカをして、謝らないまま“修二と彰”を結成して気まずかった。楽屋とかで会っても目を合わせなかった」と山下が音楽バラエティ『HEY!HEY!HEY!』でトークしたことがあった。後に、亀梨が同番組に出演した際は「アイコンタクトくらいはあった(笑)」と訂正し、山下が少し盛って話していた疑惑が浮上したのだった。もしかしたら、冷戦状態とささやかれていた噂も本人たちの認識よりも、大げさに広まった可能性も否定できない。
だが、そんなふたりも今では、お正月を亀梨の実家で過ごしたり、好きなアーティストのライブにふたりで出かけたり、さらにはグラミー賞を見学しにロサンゼルスまで行ったりと、仲睦まじい様子がたびたび報告される。3月4日の『亀梨和也のHANG OUT』(NACK5)では、2年前のカウントダウンライブで久しぶりに「青春アミーゴ」を歌い、「電話番号以外のツールでも連絡先を交換して連絡とか、すごい取るようになって」と、急接近したきっかけについても言及。プライベートで仲良くなっていくなかで「なんかまたできたらステキだよね」と個人的に話していたのだが「こんな早々に実現するとは思わなかった」とのこと。