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乃木坂46アンダーが開いた“第2章”の扉 クリスマスライブがもたらした充実を振り返る

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「これまでがアンダーの“第1章”だとしたら、私は今この瞬間からアンダーの”第2章“を作りたいんです!」(寺田蘭世・『Merry Xmas Show 2016〜アンダー単独公演〜』12月7日公演アンコールのMCより)

 12月7日、9日に日本武道館で行なわれた乃木坂46のアンダーメンバーによる『Merry Xmas Show 2016〜アンダー単独公演〜』は、アンダーライブ史上最も充実した公演だった。そう断言できるほど現体制が充実しており、“アンダー第2章”の幕が開いたことを多くの人に知らしめた二日間だった。

 同公演については、ハイライトがいくつも存在する。まず触れておきたいのは、ライブの流れが選抜公演に比べ、よりコンセプチュアルだったこと。もちろん中盤には過去のアンダーライブにおける人気企画「全員センター」をアップデートした「全員シングル表題曲センター」企画もあったが、基本的には前半と後半で、それぞれ共通の楽曲がパフォーマンスされており、このライブが最新シングル『サヨナラの意味』におけるアンダー曲「ブランコ」のセンター・寺田蘭世の座長公演であることを改めて打ち出す内容だったのだ。

 寺田は自身の言葉でチームの士気を上げ、ライブの盛り上がりに大きく寄与したほか、良い意味で彼女のパブリックイメージとギャップのある「不等号」「嫉妬の権利」では、クールなパフォーマンスを見せ、その小さな身体でグループを牽引した。寺田は7日のアンコールで「今回のアンダーは『史上最弱だ』と一部の方に言われて『そんなこと絶対に言わせない』と奮い立った」と振り返った。確かに筆者も、寺田がアンダーのセンターを務めるとなったとき「時期尚早ではないか?」と思わなかったといえば嘘になる。しかし、このライブを見て、彼女の言う「最弱」の二文字を頭に浮かべるものはもう誰もいないだろう。先の発言のあと、寺田はこう口にした。

「16枚目のアンダーメンバーが『最強』なんです!」(寺田蘭世・『Merry Xmas Show 2016〜アンダー単独公演〜』12月9日公演アンコールのMCより)

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 その答えは、ライブ全編にはっきりと表れている。ライブ定番曲「13日の金曜日」のオリジナルセンターであり、アドリブの煽りもどんどん進化を見せる斉藤優里、「シークレットグラフィティー」「初恋の人を今でも」でセンターを務めた樋口日奈、その樋口と「自由の彼方」でWセンターとしてパフォーマンスし、「春のメロディー」では単独で中央へと立った中田花奈。それそれのパフォーマンスにおけるタレントの充実と、アンダー史上最も一体感のあるライブを、この公演は如実に見せてくれた。

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 それは続いてのハイライトである、乃木坂46メンバーによるバンド・乃木團のライブにも共通する。今や選抜センターを務めるまでになった齋藤飛鳥(Dr.)、2作連続で選抜入りを果たした中元日芽香(Vo.)といったアンダーセンターの経験者もゲスト出演し、2日目・千秋楽を大いに盛り上げた。「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」や「狼に口笛を」などの楽曲を、同期なしで川村真洋(Gt.)、中田花奈(Ba.)、和田まあや(Key.)、能條愛未(Vo.)が、他メンバーのダンスに合わせて演奏する光景は、グループが挑戦してきたことがまた一つ結実した瞬間だった。

      

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