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木村カエラが行き来するロックとポップの両極 ライブハウスツアーで見せた最新モードとは?

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 木村カエラが6月13日にZepp TOKYOで開催した、5年ぶりとなる全国ライブハウスツアー『MITAI KIKITAI UTAITAI』のセミファイナル公演は、彼女のライブアクトの実力を存分に堪能することができる熱気に満ちたものだった。同ツアーは、昨年6月からスタートした10周年企画の第5弾として行われ、昨年12月にプライベートレーベルELAからリリースした通算8枚目のアルバム『MIETA』を携えて、今年の3月から全国17箇所21公演をまわってきた。

 満員の観客の前に、10年間ともに歩んできたバンドメンバーに続いて、ステージ上をゆっくりと舞いながら登場した木村カエラは一転、ハードなギターリフから始まる英語詞のロックチューン「c’mon」を披露。トレードマークのボブヘアをグリーンに染め、カラフルな水玉で彩られた白のワンピースという姿はまさにポップアイコンそのものだが、パフォーマンスはとてもパワフルだ。「RUN」「BEAT」とハイテンションなナンバーを続け、早くもZepp TOKYOを熱気に包んでいく。昨年10月に横浜アリーナで行われた『GO! GO! KAELAND 2014』は華やかなステージ演出も話題となったが、今回のステージはシンプルそのもの。歌声と生バンドのパフォーマンスから圧倒的な気迫が伝わってくるステージだ。

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「今日は『MIETA』の世界に私がご招待します。最後まで楽しんでいってね!」とのMCの後は、グルーヴィーなリズムが心地良い「Satisfaction」で、観客たちを踊らせる。さらに「Circle」「eye」と洒脱なナンバーを続け、アコギサウンドで伸びやかなボーカルを聴かせるポップバラード「Wake up」へと繋げていく。前半のロック色の強いステージから、“ポップな木村カエラ”を楽しめるパフォーマンスとなった。

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 その後、『MIETA』には収録していないが、木村カエラが「どうしてもセットリストに入れたかった」という楽曲「Sun shower」を披露。続く「STARs」では、ステージ上部に設置された星型のオブジェが光り、カラフルに彩られたステージングに。さらに「OLE! OH!」や「リルラ リルハ」といったハッピーなテンションの楽曲を続けて演奏。観客たちは手拍子を叩き、踊り、飛び跳ね、会場が大きな一体感に包まれていく。木村カエラは今回のツアーを行うに当たり「距離の近さを大事にしたい」という旨の発言をしていたが、ライブハウスならではの熱狂が、たしかにそこには存在した。ハッピーな4つ打ちのダンスチューン「sonic manic」のサビでは大合唱が巻き起こり、圧倒的な祝祭感さえ感じられた。

 このオーディエンスの反応には木村カエラ自身も満足感を覚えたらしく、その後のMCでは「最高だね、みんな。ガチアガリしたわ!」と語り、『ストリートファイターII』のキャラクターであるダルシムのモノマネを披露するなど、観客を笑わせる一幕もあった。

      

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