「ゲラゲラポー」の次は「ゲッタバンバン」!? 佐香智久が歌うポケモン新OPの可能性

150502_sakou_a.jpg

 

1月からアニメ『ポケットモンスター XY』のオープニングとして起用されている佐香智久の新曲『ゲッタバンバン』が、4/29(水)にリリースされた。発売に先駆けて配信された着うた(R)は、「レコチョク アニメ/ゲーム・うた」、「ドワンゴ アニメロうた」においてウィークリランキング1位を獲得、放送ごとに曲名が検索サイトでトレンドワード入りするなどじわじわと人気を集めていただけに、本格リリースを迎えて、さらに幅広い楽曲の広まりに期待がかかっている。

 歌い手の佐香智久は、もともと「少年T」という名義でニコニコ動画「歌ってみた」で活躍していたシンガーソングライター。少年のような耳触りのよい歌声は“癒し声”とも称され、2012年にメジャーデビューを果たした。本作は彼の10枚目のシングル。ノリのいいアップテンポなリズムに覚えやすいメロディ、何よりサビで連呼される「ゲッタバンバン」という歌詞が耳に残る。自身がPVでも披露している独特の振付けは、早くもYouTubeで教則ビデオもアップされており、耳(楽曲)だけでなく目で見て、または一緒にダンスしても楽しい仕掛けとなっている。

佐香智久 『ゲッタバンバン』Short Ver.
佐香智久「ポケットモンスター XY」OP「ゲッタバンバン」Official 振付教則Video

 と、来ると、連想されるのが昨年猛威をふるった“ゲラゲラポー”現象。世の子供たちを瞬く間に洗脳し、大ブームを巻き起こしたことは記憶に新しい。ヒットの要因となったのは、「ゲラゲラポー」というワードの響きや振付の面白さだったが、これはそのまま本作『ゲッタバンバン』にも通じるところ。すでに拡散の準備は整ったかに見えるが、それだけではない。本作が『ゲラゲラポーのうた』とは違った広がりを見せそうな理由は、佐香智久自身のアーティストパワーにもある。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる