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石橋凌のブレないメッセージ 彼が“プロテストなラブソング”を歌い続ける理由とは?

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 2011年12月7日。石橋凌は、1stソロアルバム『表現者』にてARB脱退後、沈黙していた音楽活動の封印を解いた。あれから4年。俳優活動と共に、フェスへの出演などライブ活動を積極的に繰り広げ、満を持して完成したのがソロ活動第二弾ミニ・アルバム『Neo Retro Music』だ。

 書き下ろしとなった新曲3曲「ヨロコビノウタを!」、「Rock’n Rose」、「駄馬のいななき 」と、戦後70年の記憶を呼び起こす永遠のスタンダード・ナンバー「AFTER’45(英語ヴァージョン)」という圧倒的存在感。そして、ライブで欠かせないカヴァーソング2曲「Got My Mojo Working」、「Route 66」を収録した、全6曲の芳醇なる音楽たち。

 そこには、“お茶の間”という日常を大事にしながらも、生活や政治への強い思いがメッセージ化した、音楽のチカラを感じられるプロテストなラブソングとでも表現すべき、強力な作品集に仕上がっている。そして、2月21日(土)から全国ツアー『石橋凌ワンマンソロLIVE「Neo Retro Music 2015」が、愛知県THE BOTTOM LINEを皮切りにスタートする。(参考:http://avex.jp/ishibashiryo/live/tour.php?id=1000279)

 そんな石橋凌の最新ミニアルバム『Neo Retro Music』より、リード曲「ヨロコビノウタを!」の映像が届いた。スタジオでのリハーサル風景やレコーディング風景、ジャケット写真の撮影風景など、緊張感のある現場の空気感が伝わるドキュメンタリー・ミュージック・ビデオに仕上がっている。

石橋凌 / 「ヨロコビノウタを!」MV

支えあい讃え合う関係性を歌う人間賛歌、「ヨロコビノウタを!」

 最新ミニアルバム『Neo Retro Music』1曲目に収録した新曲「ヨロコビノウタを!」は、人が人らしく生きるために支えあい讃えあう関係性を歌っている、人間賛歌だ。日本の経済成長も行き詰まりを見せつつある昨今。本当に信頼できる人だけでもいいから手を取りあってお互い信じあって、少しでも良い方向に向かっていこうよというメッセージ性が伝わってくる。それを石橋は「開き直り」とも表現しているのが興味深い。不安定な時代において、歌はとても大事な存在だ。思い出されるのは、口ずさむことで勇気や夢もメッセージも与えてくれる昭和初期の流行歌。そんな、日常生活の中で讃え合い口ずさめる歌という狙いが「ヨロコビノウタを!」に込められている。

爆発寸前の感情がたんたんと描かれる「Rock’n Rose」

 2曲目「Rock’n Rose」は、まるで映画のワンシーンのようにドラマティックな雰囲気を切り取ったナンバーだ。わかる人にはどんな思いで生み出されたナンバーかが伝わるはずだ。石橋凌がストーリーテーラーに徹してたんたんと歌う内容ながら、爆発寸前なテンションで展開されていく繊細なる感情が、美しくもせつないバイオリンと絡み合うことで表現されていく。レコーディングに参加したバイオリニストの太田惠資は、楽曲を聴いた瞬間にモチーフとなった事件に気がついたそうだ。石橋は、そんなニュースを風化したくないと考え、自分が伝えたいことを重ね合わせ、敬意を表して丁寧に表現している。

      

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