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亀田誠治が3連リズムの極意を解説「日本語の1人称は3連リズムにハマりやすい」

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 音楽プロデューサーの亀田誠治がJ-POPのヒット曲を分析するテレビ番組『亀田音楽専門学校 SEASON 2』(NHK Eテレ)。12月5日放送分では、ゲストのゆずとともに「『タタタ』のリズム学 3連さんいらっしゃ~い」と題して、3連リズムをテーマに講義を行った。

 冒頭、亀田は「『タタタ』という3連リズムは、四分音符を3つに割ったもの」と語り、3連リズムは4分音符や8分音符よりも次の音との感覚が短いため「普通の音より前のめりになって、リズムを横に転がしていくから曲に推進力が与えられる」と説明。これに対し、ゆず・北川悠仁は「エモーショナルな時に使うことが多い。家で作っていて『もうやだ!』ってなったときにジャンジャンジャンって弾いたり」と、自分たちの楽曲で多用していることを明かした。

3連リズムは日本古来のメロディ?

 まず、亀田とゆずは、3連リズムは古くより日本にあるものと説明し、その代表例としてお囃子のリズムを挙げた。亀田は「日本人の生活に馴染んだリズム。先祖代々伝わるダンスミュージックですよ」と語り、お囃子のリズムにブルースや歌謡曲など、様々なメロディを乗せる実験を披露。北川は「3連のリズムは自然と身体が揺れますよね」と、生徒たちの反応を通してリズムの仕掛けを紐解いた。

 続いては、番組が『3連リズムの効果的な使い方』として「メロディの余韻をたっぷり取る」というテクニックを紹介。亀田は松田聖子「SWEET MEMORIES」の<なつかしいー いたみだわー ずっとまえにー わすれていたー>の部分と、加山雄三「君といつまでも」の<ふたりをー ゆうやみがー つつむ このまちに>という部分に隙間が多く「聴いてる人に情景を思い浮かばせる」ことを説明。これに対し、北川は「行間が切なさを生んで、受け手が考えて整えられる時間が用意されている」と、3連リズムだからこそメロディの余韻が引き立つことを明かした。続けて、亀田は“J-POP秘伝のタレ”として「日本語って一人称の“あなた”“わたし”を3文字で言うでしょ? これが3連の曲にハマりやすい」とテクニックを紹介した。

3連リズムは歌詞を詰め込みやすい

 番組では2つ目の『3連リズムの効果的な使い方』として「歌詞を詰め込む」テクニックを紹介。亀田はゆずの「嗚呼、青春の日々」と尾崎豊の「卒業」を挙げ「こらえきれない、抑えきれない何かをギター1本で表現している」と語った。これに対し、北川は「ギターで作る時に、3連リズムをかき鳴らしながら歌うと、詩を読むように歌えるので思いを乗せやすい」と述べると、ゆず・岩沢厚治は「字余りな感じでも詰め込むことができる魔力がある」と明かした。

     
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