「Nintendo Switch 2」第7回販売はどう変わる? 流通状況から考える“条件緩和”の可能性

Nintendo Switch 2第7回販売はどう変わる?

 任天堂は2025年12月26日、マイニンテンドーストアにて、2026年1月中旬以降にNintendo Switch 2の販売を再開する予定だと発表した。

 ローンチ当初から話題を集めてきた公式オンラインストアにおける同機の販売。本稿では、その流通状況や市場動向から、第7回販売における応募条件の変化を予測する。

ローンチ前から話題を集めて続けてきた公式ストアにおけるNintendo Switch 2の抽選販売

 マイニンテンドーストアで最初にNintendo Switch 2の販売が行われたのは、同機の詳細が発表された直後の2025年4月のこと。当落が発表される4月24日には、「想定を上回る220万件の応募があり、相当数の落選者が出る見込みである」ことが公式から明かされ、広く話題を呼んだ。

 その後、任天堂は2025年7月までに5回の抽選販売を実施してきたが、初回同様、すべてに応募者が殺到するなど、狭き門となっていた実態がある。SNS上での著名人の落選報告が注目を集めるという印象的なムーブメントも生まれた。

 一方、ゲームショップや家電量販店など、小売店における流通では、各店舗が独自に条件を設けながら、ゲリラ的に店頭販売を行ってきた。現在、Nintendo Switch 2を所有するユーザーのなかには、こうした経路から同機を入手した人も多くいるのではないだろうか。

 このようにして流通状況が改善されつつあったこともあり、任天堂は2025年9月実施の第6回販売において、方式をこれまでの抽選制から招待制へと移行。同社の有料オンラインサービス・Nintendo Switch Onlineに累計で6年以上加入しているユーザーには、優先的に案内を送付するなど、対応を変化させてきた。同年11月には、類似の方式で多言語対応バージョンに限定した販売も行われている。

 今回実施されるのは、第7回にあたる販売(一部要件の異なる上述の多言語対応バージョンのみのケースを除く)。購入を目指すユーザーのあいだでは、どのような応募条件が設定されるかに注目が集まっている。

第7回販売に盛り込まれるであろう新たな応募条件 キーワードは“門戸の開放”か

Nintendo Switch 2 紹介映像

 満を持して4カ月ぶりに再開される公式によるNintendo Switch 2の販売。欲しい人の手元にある程度行き渡っている状況のなか、任天堂は今回の販売にどのような応募条件を設定するだろうか。

 最も有力なのが、新規ユーザーに対する門戸の開放だ。過去6回の販売において、任天堂はその応募に、「Nintendo Switchのプレイ時間が50時間以上であること」「抽選販売への応募時および購入時において、『Nintendo Switch Online』の有料プランに加入しており、かつ累積で1年以上加入していたこと(連続した期間加入していなかった場合でも、過去に加入していた期間を合算すると1年以上になること)」といった条件を設けてきた。これらは言わば、任天堂プラットフォームの既存ユーザーを優遇する措置であり、少なくともマイニンテンドーストアでの販売においては、前世代機であるNintendo Switchを所持していたことがない人にはチャンスが与えられていなかったというわけだ。

 こうしたやり方は、一方の視点に立てば公平と感じられる反面、もう一方の視点では不公平と感じられなくもない。彼らはこれまで、公式に比べると必然的に在庫が薄くなると考えられるゲームショップや家電量販店の販売から、同機を手に入れるしかない状況に置かれていた。

 しかし、ここにきて供給が需要に追いついてきたことで、任天堂が優遇したい既存ユーザーも、なんらかの方法で手に入れられる状況となってきた。だからこそ、同社は満を持して、公式販売に横たわっていた“ある種の不公平性”を撤廃し、一定の要件さえ満たせば、履歴にかかわらず、応募できるような条件を新たに設定してくるのではないか。

 選考の過程において、既存ユーザーが優遇されるケースはもちろんあるだろうが、そうした場合であっても、応募数によっては新規ユーザーにチャンスが巡ってくることになる。この対応が実現すれば、Nintendo Switch 2の流通は新たなステージを迎えるとも言えるかもしれない。

カービィのエアライダー 紹介映像

 また、上述の緩和が叶わなかったとしても、同等、もしくはそれに相当するような対応となる可能性は高そうだ。たとえば、「マイニンテンドーストアにおける第1回から第4回の抽選販売のいずれかに応募された履歴があり、一度も当選されていないこと」という第5回、第6回にあった応募条件は見直されるのではないか。

 特に前半部分、「第1回から第4回の抽選販売のいずれかに応募した履歴」は問われなくなると推測する。場合によっては、後半部分の「一度も当選されていないこと」が撤廃され、複数台所有に門戸が開かれることも考えられる。

 一方で、こうした対応には、まだ手に入れられていないユーザーからの「時期尚早である」との声が集まる可能性もある。任天堂は在庫や流通の状況と相談しながら、条件緩和のタイミングを見計らっているのだろう。

 とはいえ、家電量販店では年明け以降、実店舗/ECを問わず、「会員であること」「1台目の購入であること」のみを条件とした抽選を介さない販売も行われている。もしかすると、「やや早い」とも考えられる“今”こそが、条件緩和の適切なタイミングであるのかもしれない。

 はたして任天堂は、Nintendo Switch 2の第7回販売にどのような応募条件を設定してくるだろうか。まもなく公式発表にあった1月中旬を迎える。

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