フィッシャーズ・マサイ、父親の他界を報告 動画から伝わる誠実さとグループ&ファンの結束
人気YouTuberグループ「フィッシャーズ」のサブリーダー・マサイが12月23日、動画で父親が他界していたことを伝えた。
マサイは「【報告】父が亡くなりました」と題された動画で、落ち着いた語り口で経緯を語り、闘病中のやりとりや、様々な形で親孝行を考えて実行したこと、家族同然のフィッシャーズメンバーに励まされてきたことなどを明かしている。悲しみだけを強調することなく、YouTube活動に理解があり、リーダーのシルクロードが自身のXで「みんなの父さんでもある」と語るほど、グループを支える力になっていた父親への感謝と、がん検診の重要性を訴える動画にもなっていた。なお、今回の動画は収益化されていない。
マサイは2020年、母親が前年の夏に他界していたことを明かす動画を公開していた。そのときに語っていた動画投稿の理由は、メディアの取材や動画内のトークで家族の話題になったとき、周囲の人に気を遣わせないためであり、本人が語る前にどこかから情報が出て、視聴者を心配させてしまうような状況を作らないための配慮だった。思い出すのも辛いエピソードが多かったはずだが、今回動画を公開したのも、そうした理由があっただろう。
フィッシャーズは現在900万人を超えるチャンネル登録者を抱えるトップYouTuberであり、アスレチックに代表される体を使った動画をはじめ、家族で安心して楽しめコンテンツを多く発信している。そのため親子でファンだという視聴者も多く、今回の動画は単に悲しい報告ではなく、家族、仲間、健康の大切さについて考えるきっかけになる内容だと言えるだろう。コメント欄にはお悔やみのこと言葉とともに、常に周囲を気遣い、悲しい出来事があっても笑顔で動画を届け続けてきたマサイへの労いの言葉、この誠実な青年を育んだご両親の素晴らしさを語る声、そして「一人じゃない」と寄り添う声が多く寄せられている。























