爆食系VTuber・おむらいす食堂の“想像”を超えたお菓子づくりに反響 止まらぬ探究心が人気の秘訣?

 2025年もあとわずか。本記事では今年YouTubeを盛り上げたクリエイターを紹介していく。今回紹介するのは、爆食系VTuberのおむらいす食堂だ。

 おむらいす食堂は、その名の通り“食”を扱った動画を投稿しているVTuberなのだが、そのなかでも“ちょっと変わったスイーツ作り”がとくに人気を集めている。チャンネル開設当初はオムライスやシュークリーム、フレンチトーストなど一般的なスイーツや料理を食べる様子を投稿していたのだが、2023年11月に投稿した「甘食」を作動画が15万回再生とヒット(2025年12月時点)。

【絶滅危惧】「甘食」が食べたいけどないから作るしかない|#おむらいす食堂

 以降、「石チョコ」や「ドレンチェリー」など、多くの人が「見たことあるけど、たしかにどうやって作るんだろう……?」と感じるようなスイーツを、なんとか試行錯誤して作る動画が人気を集めている。

【食える】本物そっくりな石チョコを作れば食べ過ぎも防げる説|#おむらいす食堂

 おむらいす食堂が行う料理はゴールがはっきりとしているものの、作り方がそこまで知られていないものが多く、半分実験的、挑戦的な内容になるところも視聴者の興味をそそるポイントだろう。まず作りたいものが作れるのか、作れたところでどのくらいの完成度なのかというのが見所だ。

 そして料理以外にも、山登りや琵琶湖一周など、自身の“やってみたい”という気持ちにまっすぐな企画が多く、初心者ながらも奮闘する姿勢も視聴者から人気を集めている要因だと考える。

 2026年2月には『甘く、楽しく、欲深く。』(KADOKAWA)というエッセイ本も発売し、大注目のVTuberであるおむらいす食堂。ぜひ、何かしらの欲望や知識欲を刺激したい人は動画を視聴してみてほしい。

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