「25年間保存できるハンバーガー」ってどんな味? 語学系YouTuber・Kevin’s English Roomが実食レビュー
語学系YouTuberグループとして高い人気を誇るKevin’s English Roomが11月9日、チャンネルを更新。「25年保存ができるハンバーガー」という、気になる商品を検証する動画を公開した。
Kevin’s English Roomはアメリカの文化や英語について発信しているYouTubeグループで、ケビン、やま、かけの男性3人組。2025年11月時点で、チャンネル登録者数は約250万人に及ぶ。直近ではケビンの手術のため活動を休止していたが、大事に至ることなく動画の投稿が再開され、ファンに安堵が広がっていた。
今回の「25年保存ができるハンバーガー」もアメリカの商品だ。非常食の大手「READY HOUR」から発売されているもので、信頼性は高そうだが、「ハンバーガー」となると半信半疑な3人。「(アメリカ人は)そんなにしてまでハンバーガーが食べたいんだね」(やま)、「(日本人にとっての)おにぎりみたいな感じなのかね」(ケビン)というやりとりが笑いを誘う。開封しなければ常温でも25年間の保存が可能だということだが、果たしてどんな味がするのかーー。
詳しくは動画を見てもらいたいところだが、実際のところこの商品は「パティ」だけで、バンズや調味料は別途用意する必要があるようだ。かけの「それが買えるなら、肉も買えます(笑)」というツッコミは正しいが、それにしてもハンバーガーのパティが保存食として成立しているなら驚きだ。
さっそくバケツのような箱を開封してみると、10袋60食分のパウチが入っており、やはり「肉」ではなく植物性の大豆ミートのような商品らしい。細かい粉末に米と豆が入ったと見られるものを水と合わせてこねて、フライパンで焼くという工程が必要で、やはり災害時を想定するとなかなか余裕が必要な商品に思えるが、12種類のビタミンやミネラルが含まれており、非常食としての機能は充実しているようだ。これが美味しければ、心の栄養にもなりそうな気がする。
実際にフライパンで焼く段階に入ると、なるほどかなり肉っぽいビジュアルになってくる。別途用意したバンズ&野菜類と組み合わせれば、カフェで出てきても違和感のない、立派なハンバーガーが完成だ。実際に食べてみると、やはり肉のような重量感はなく一般に想像される「ハンバーガー」が再現されているとは言い難いが、そもそも「ビーフパティ」と謳っていないことも踏まえると、味自体は決して悪くないようだ。ハンバーガーのパティというより、タコスミートの味に近いという。
と、検証結果は微妙なものになったが、3人はこの商品の「いい部分」をきちんと噛み砕きながら、忖度なく評価しているため見応えがある。「気になる商品をレビューする」というYouTuberらしい企画に、「アメリカのニッチな商品」というKevin’s English Roomらしさのある動画になっているので、詳細が気になる人は動画をチェックしよう。




















