令和ロマン・くるま、初の海外旅行&過酷ロケで見せる“かわいげ” 頭脳派なイメージとのギャップで新境地開拓

『世界の果てに、〇〇置いてきた』シリーズの第3弾『世界の果てに、くるま置いてきた』がABEMAで好評配信中だ。第1弾と第2弾ではひろゆきと東出昌大が、旅を通して素顔を見せてきたこの番組。今回も例にも漏れず、令和ロマン・くるまのテレビ出演時とは異なる一面が見えてきた。
今回は、そんなくるまのパブリックイメージとのギャップに注目していきたい。
くるまといえば、やはり前人未到のM-1グランプリ2連覇を達成した令和ロマンのブレインとしてのイメージが強い。状況を精確に把握し、その場にフィットしたネタを選ぶ力、またタブレット端末にネタについて記録している研究熱心な姿も印象的で、世間からは戦略的でクレバーなイメージを持たれがちだ。
それゆえ、この旅も戦略的に、そして計画的に進んでいくのではないかと想像していた視聴者も多いはず。
しかし、始まってしまえば体力を駆使し、半ば無計画にどんどん先へと進んでいく姿が見られた。例えば、1話では見知らぬ沼地に放置された直後、とにかく前進を続けて、開始30分でくるまがはぐれて迷子になってしまうという事態に。そこから数分間、スタッフはくるまのことを必死で探すのだが、当の本人はというと「進みすぎちゃった」くらいのお気楽な表情を見せて戻ってくるマイペースっぷりを見せた。
さらに、その直後、無事にスタッフと合流したくるまは川に入り進んでいくことを決意。迂回して安全な道を進むのではなく、ビニール袋に荷物を入れ、最低限の服装に身を包み、川を渡っていくという、とにかく先へと進むにはショートカットも厭わない一面を見せた。
令和ロマン・くるま、
初海外ロケに向けて私服新調するも
泥まみれに…?#せかはて— ABEMA(アベマ) (@ABEMA) September 22, 2025
また、くるまはこれが初の海外渡航であり、そこまで体も強くないというのだから、きっと旅の道中も慎重な判断をしていくことに違いないと想像していた。
しかし、実際はその予想とは真逆。なんでも食べるし、どんな交通手段でも文句を言わない。言い値でお金を払い、ごはんを食べたいタイミングで現地の人たちと食事に舌鼓を打つ。思った以上に直感型で進んでいく姿は、見ていて清々しい。
【令和ロマン・くるま 初海外】
早くもぼったくり被害に遭いまくる!?📍せかはて 新シーズン
『世界の果てに、くるまを置いてきた』
ABEMAで無料配信中!— ABEMA(アベマ) (@ABEMA) September 24, 2025
他にもどうしても“しっかりしている”というイメージが持たれがちななかで、本番組ではマイペースかつ抜けているところも多々見られる。
例えば、9時に待ち合わせと言っているのにも関わらず「9時〜9時30分かと思いました」と自分のなかで謎のルールを設け、マイペースに準備をする姿や、2話でバングラディッシュの首都ダッカで予約したホテルに向かう道中では、「やったかもしれない」と一言。長距離バスに一生の相棒にしようと思っていた靴を忘れ、ビーチサンダルのようなものだけで帰ってきてしまうという抜けている一面も見られた。ちなみにその後、くるまは「出費が痛い」といいながら買った靴に満足するのだが、3話ではその靴が通気性が良くなく、熱がこもるという難点に気づく。しかし、文句を言うのではなく「うわ、そうだったか……」と言わんばかりの表情で、その難点を受け入れる姿も微笑ましかった。
【令和ロマン・くるま寝坊】
集合時間になっても
部屋から出てこない…!?📍せかはて 新シーズン
『世界の果てに、くるま置いてきた』ABEMAで無料配信中!— ABEMA(アベマ) (@ABEMA) October 4, 2025
このように、今回の“せかはて”を見ていると、全体的にくるまの人間的な部分、かわいげみたいなものが見えてくる。きっと、この番組をきっかけに、くるまのイメージが変わり、さらに彼のことを気になってしまう人も続出するに違いない。気になる人は、ぜひ配信を見てほしい。
























