水彩画家・柴崎春通の“圧倒的な表現力”に反響 リアルすぎる動物のイラストに視聴者脱帽「凄すぎます」
9月30日に、水彩画家でYouTuberの柴崎春通が自身のYouTubeチャンネル「Watercolor by Shibasaki」を更新。鉛筆でリアルすぎる動物を描画する様子に、視聴者から反響が寄せられている。
柴崎は、和光大学の芸術学科を卒業しており、講談社の絵画通信教育講座での指導や、著名な美術家を輩出しているNYの美術学校「アート・スチューデンツ・リーグ・オブ・ニューヨーク」で研究していた経歴などを持つ。そんな彼は2017年からYouTubeチャンネルを開始し、水彩画や絵の添削などのコンテンツを発信。絵の技術力の高さはもちろんのこと、優しい人柄もあって「おじいちゃん先生」として親しまれている。海外のファンも数多くおり、2025年10月現在のチャンネル登録者は207万人だ。
今回の動画では、鉛筆だけを使ってとある動物の絵を完成させていた。まず紙に斜めの四角や楕円形、平行四辺形などを描き、アタリをつけていく。この段階ではまだ何の動物なのかわからないが、陰を塗って柔らかな紙でこすると四つん這いになったカエルのような姿が見えてきた。
その後もどんどん描き込みが増えていくと、太い前足や大きなトサカのようなものが現れる。どうやらカエルではなく、爬虫類のようだ。さらに消しゴムも活用して光の加減を表現。細かい描き込みで硬い鱗や爪を持っていることがわかった。鱗は一つひとつ丁寧に描いており「ここの筋肉の立体感を失わないように描きたいと思っています」とこだわりを解説している。
鼻や口も描いていくと、動物の全貌が明らかに。どうやら大型の爬虫類であるイグアナの絵を描いていたようだ。最後に、紙の下に自分のサインを描いて絵が完成。鉛筆一本で描いたとは思えないリアルなイグアナが出来上がった。
コメント欄では「凄すぎます」「すごい!私はいつもアート巡りを動画投稿してて、自分が描くことはないのですが、描いてみたくなりました!」など絶賛する声が届けられている。
今回、鉛筆1本で本物のような動物の絵を完成させた柴崎。陰や光の加減で立体感を演出したり、細かい描き込みで鱗や筋肉まで表現したりと“神業”が光っていた。柴崎の動画は、最初のアタリから描き込みが増えていくと、美しい絵が突然完成するため「そうはならんやろ」と視聴者からツッコミをもらうことが多い。Xでもその超絶技巧がたびたび話題になっている。
また、柴崎が人気を集める理由は圧倒的な技術だけでなく、人柄や見た目も魅力の1つだ。白い髭と髪の毛でメガネをかけており、低い声で優しく語りかける様子はまさに「優しいおじいちゃん先生」という印象を受ける。そんな彼が楽しそうに絵を描いている姿を見るだけでも、視聴者は癒しをもらえるのだ。すでに国内外で多くの注目を集めている彼だが、今後もその魅力で多くのファンを獲得していくことだろう。





















