輝きを競ったライバーたちの熱戦! 17LIVEのリアルイベント『シャイニングスター vol.8』レポート

17LIVE『シャイニングスター vol.8』レポート

 6月30日、17LIVE主催のリアルイベント『シャイニングスター vol.8』が東京国際フォーラムで開催された。“今年もっとも輝いたライバー”を決定する本イベントは、今回で8回目を迎える恒例の大会。会場には約50名のライバーが集結し、華やかなドレスや装飾に包まれた非日常の空間が広がった。

 会場内にはブルーカーペットが敷かれ、ネオン演出がきらめくなか、ステージ上にはピラミッド状に組まれた「特別席」が設けられていた。そこに座ることができるのは、イベント中のバトルで上位に入賞したライバーのみ。最上段の“頂点の席”は、最終的に1位を獲得したライバーのもとへと渡る。

 当日はバトル中だけでなく、インターバルの時間も配信を続けるライバーの姿が目立ち、イベントに懸ける真剣な想いが伝わってきた。さらに、特別席へと移動する動線はランウェイとして演出され、配信画面では見られない全身のドレス姿やウォーキングも披露されるなど、視覚的な華やかさも加わっていた。順位の変動に応じて席替えが行われる演出も、本イベントの見どころのひとつだ。

 激戦を繰り広げた3ラウンドの末、栄えある第3位に輝いたのは「りほやん riho」。授賞式では以下のようにコメントした。

『シャイニングスター vol.8』

 「第3位、ありがとうございます。私は今年で6回目の出場です。普段は三重県で2人の子どもを育てながら、“勝手に観光大使”として、三重県の魅力を全国に発信する活動をしています。配信は夜中の1時間しかできませんが、たくさんの方に応援していただいて本当に感謝しています。いつか本物の観光大使になれるよう、これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします」

 第2位に入賞したのは「くつこ Marimba」。プロの打楽器奏者でもある彼女は、こう振り返った。

『シャイニングスター vol.8』

 「2020年、コロナ禍で演奏の仕事がすべてなくなったことをきっかけに、17LIVEを始めました。ステージで演奏する機会はありましたが、これほど明るい場所で、自分が主役のように立つのは初めてで、緊張しています。2位という素晴らしい賞をいただけて光栄です。くつこ枠のみなさん、本当にありがとうございました!」

 そして第1位に輝いたのは「星野アリス」。ファーストラウンドで1位を獲得して以降、最後までその座を守り抜いた堂々の優勝だった。さらに、VIPによるランウェイの投票で決まる「きらめきコンテスト」でも1位を獲得し、見事ダブル受賞を果たした。

『シャイニングスター vol.8』

 まずは「きらめきコンテスト」受賞に際してのコメント。

 「きらめきコンテスト1位、ありがとうございます。 私は2年、17LIVEを離れていました。1人の方に自分自身にすべてを背負わせているのがとても苦しくて耐えられなくなったからです。ですが、少しでもみんなに多くの方に見てもらえる、応援してもらえるのではなく、見てもらえるようになりたいと思い、復帰後は誰よりも大きな声を出して、1秒でも配信に足を止めてもらえるように頑張ってきました。 今日も会場にみんなが来てくれて、本当に嬉しかったです。 ありがとうございました」

 続けて、シャイニングスター優勝についてはこう語った。

 「1番にしてくださって、本当にありがとうございます。 私は特別にかわいいわけでも、歌が上手いわけでも、特別な何かがあるわけでもありません。だけど、応援してくれた皆さんが本当にすごかった。みんなが私を一番輝かせるんだと強い気持ちを持って頑張ってくれていたのを、毎日噛み締めながら進んできました。いまはまだ、この順位がふさわしいと言える自分ではないかもしれませんが、そうなれるようにこれからも努力を続けていきます。本当にありがとうございました」

 ライバーイベントの勝敗は、当日の配信だけで決まるものではない。日々の努力、積み重ねてきた信頼、そして視聴者との絆こそがその結果を左右する。そんな見えない努力が形となって表れた、感動に満ちた1日だった。

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