“おひなさま”、王子さまとのデートで本気の急接近「彼氏にしたい」『今日好き 夏休み編2025』3話

7月28日よりABEMAにて放送中の恋愛番組『今日、好きになりました。夏休み編2025』(以下:今日好き)。現役高校生たちが3泊4日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける同番組には、時に甘酸っぱく、思わず胸がキュンとするような青春と恋模様が溢れんばかりに詰まっている。
次ページより、8月11日公開の3話から見どころを紐解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。
『ABEMA』総力特集 人気作品の裏側に迫るインタビュー&コラム
きんご、復活早々“モテきんご”に りのんとの再会&海辺でのロンスケ手繋ぎ2ショット
前回の2話終盤、継続メンバーとして衝撃の復活を果たした、きんご(内田金吾)。“モテきんご”の異名を掲げるに申し分なく、過去に参加したのは昨年9月放送の『ドンタン編』のみでありながら、あまりのイケメンぶりを受けてだろう。メンバーが集う朝のリビングに、確かな静寂が走る。
1日分の遅れなぞ、もはやほかの男子に対するハンデ。いや、本人の「マリオでいう、スター状態みたいな」「1日遅れだけど関係ないんで、ぶちかまします」という自信満々な宣誓から読み取るに、“あげたくないけどやるよハンデ”なぞ言わず、むしろそのハンデや逆境を武器にしか捉えていないような。やる気の有無ではなく、“1日遅れだが関係ない”という事実確認をしているとしか聞こえてこない。
今回は紹介を一部割愛する場面こそあるものの、これから触れていく通り2日目でこれだけモテるのだから、3日目、あるいは最終日にはモテの次元を超えて、『シャッフルアイランド』などに転生しているのでは? きんごの筋肉、目覚めよ。
冗談はさておき。もはや周知の事実かもしれないが、女子メンバー6名のうち、きんごの継続を願ってやまなかった、りのん(多田梨音)&ねね(時田音々)。特にりのんとは、派生番組『すーぱーのびしろたいむ by 今日、好きになりました。(すぱのび)』にて、3日間の水族館バイトで“シゴデキ”を目指した同志である。
それだけに「こんなんじゃなかったよな、水族館のとき」と、これまでと違う空気感を抱いているふたり。お互いを友だちではなく、男の子・女の子として認識すること。うれしさとむず痒さをあわせもった霧が体を包むようでもあり、それを取り払おうとしても、むしろさらにまとわりついてくるような。逆にいえば、変に友だちであると強調しすぎていない点で、恋愛対象として可能性があること。つまり、“友だち”だけでは終わりたくない、という気持ちを双方が持っている裏付けともいえる。相手がかっこいいし、かわいいし。そう思っている事実だけで、いまはまずうれしい。
初2ショットでの話題は、自身の好きなタイプ。きんごは「笑顔がかわいくて、清楚な子」、りのんは「笑顔がかわいい人」と、キーワードは“笑顔”である。絶対に狙っていないはずだが、この時間の最初から揃って“にひひっ”といたずらっぽく笑い、ここではお互いに見合わせてから顔を横に背ける仕草までそっくりだ。変なたとえだが、オードリーが漫才のときに見せる、それに近しい。相思相愛。ふたりの自然体を見て、思わずそんな言葉が浮かんできた。
その後、ねねが入れ替わりで2ショットをするのだが、りのんとは午後からのグループ行動で再びふたりきりに。今回の旅、りのんが以前とは打って変わってとにかく積極的で、今度は彼女の趣味であるロングスケート(ロンスケ)に一緒に挑戦。もちろん、スケートボードに乗る=自然に手を繋ぐことである。
きんご曰く、人生初スケボーだったらしいが、サッカーで培った持ち前の運動神経で難なく滑り始めるも、りのんからはボードに足を掛けるタイミングで「手、持つ?」とサポートが。彼女が男子、しかもあの“モテきんご”をリードするなんて、かつての旅で見せていた内気な様子からは想像できない未来でしかない(ロングスケートに乗ること。きんごがSupremeの洋服を着ていること。さらにはシーサイドというロケーションも含めて、完全にヒップホップである)。
最後には、きんごに「(ロンスケを)買おうかなって思ったもん」とまで言わしめた、楽しさしかない2ショット。その後もスケボートークが続くなど、カメラがふたりの姿を捉え終えても話の尽きない雰囲気が画面越しにも雄弁に届いてきた。ありがとう、りのん。こんなに幸せな時間を我々にお裾分けしてくれて。






















