無双状態の“おひな様”、怒涛の心変わり? 「るいくん、好き」『今日好き ハロン編』4話

『今日好き ハロン編』4話

“おひなバトル”のダークホース 「るいくん、結構好きです」の心変わりの理由とは?

 話を戻して、もんた&しゅんのひなを巡る恋のバトルである。前回の3話で、”会話が苦手”だとあれほど予防線を張っていたはずのしゅん。しかしながら、それはあくまで女子に対してだけらしい。もんたには、ひなを挟んで「“ひな語”知らないの?」と煽ったり、最後の写真撮影での席替えでも「いいの? いいならオレ(ひなの隣に)座るよ?」と、空気をバチバチとさせたり。

 一方、いつの間にか劣勢に追い込まれている、もんた。ひな語の件には「ヤバい、先行ってるやん。勉強するね、オレも」とあえて傷ついていないフリをするも、席替えの方では「イヤかも」と、やや弱気になってしまっていた。途中には、ひなに向けて「昨日のバスがいちばん楽しかった」とアピールをするも、それを聞き流される、というかもはや聞かれてすらいない始末。終盤にも、隣に座るお悩み腕組み状態のおとはに「オレのひなちゃんが……」と嘆く場面すらあったが。もんた、どうする?

 そして、先ほど雑な扱いを受けていた、るいである。前述の入れ替わり立ち替わりの流れで、ひなと隣の席を獲得した、るい。そのままてんやわんやあり「もう座っちゃダメっ」と網の方に促されると、そのままひなとほぼ2ショット状態に。彼曰く、おとはとひなの間で悩んでいるらしいのだが、それを聞いて「ひないんの?」「消えたと思った」と、ひなから驚きの声が。

 彼女自身も、自分の意識のなかからるいの存在を「消したの、1回。増やそう」としながらも、「いちばん顔が好み」と重ねて“ぶっ込み”をしてくる始末。ここにきて恋の“残機”がまさかの復活。るいから「めっちゃかわいい」と伝えられると、「だろ?」と答えるところまで、相変わらず調子のよいお嬢様だ。ほんの少し前まで、実家の弟のように粗雑に扱っていたはずなのに。

 もんた、しゅん、るい。結果的に、おひな様のお眼鏡に適った男子は誰になったのか? この日最後のソロインタビューに、その答えがあった。ひなが心に浮かんでくる言葉を口にしながら、自分でも最初は盲点だったろう想いを見つけ、次第にかわいらしい笑顔に。同時に、少しばかりの照れも露わになっていたあたり、ほんとうに生まれたばかりの感情なのだろう。「マシュマロのときより面白くなってて」「(自身が気になる女子の間で)耐え残ってて、“勝ち残った感”があってうれしくって……るいくん、結構好きです」「るいくん、好き」「結構気になってる」と、まさかの名前が挙がることとなった。

 初日にマシュマロをもごもごさせるお揃いの表情となりながらも、健闘虚しく彼女の意識から外されていた男子が、もはやボクシングではないが、ライバルから何馬身差をつけたのだろう。最終日直前にしてのデッドヒートで、まさかの大逆転である。

 宿泊先のテラスでバーベキューをしているだけなのに、かつてのサッカー日本代表よりも、与えられたフィールドをデカく使っている『ハロン編』メンバー。最後に記したひなの心模様を含めて、歴代の『今日好き』でもこれほど大きな動きの夜があっただろうか。それに次週、本当に最終回となるのか? 一生のお願いだから、あと1泊だけ特別に追加してください……。

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