ライバーが稼いだお金は何に使う? “リアルな使い道”を大公開

ライバーという仕事とは?
最近よく耳にする「ライバー」という職業。簡単に言うと、ライブ配信を通じてリスナーと交流しながら、ギフト(投げ銭)や時給(アプリによる)、広告収入でお金を稼ぐ仕事だ。スマホ1台で始められる手軽さもあり、副業として、または本業として活動している人もたくさんいる。
そんなライバーたちのお金事情、気になるのではないだろうか? 最初にまとまった収入を得たとき、何に使ったか……これは意外と人によってさまざまだ。たとえば、筆者自身、ライバーとしてはじめてお給料が入ったときは、お洋服を爆買いをしたり、ずっと欲しかったデパートコスメを一式揃える所からスタートした。
ライバーのお金の使い道
生活費
まず、ライバーが稼いだお金でもっとも多い使い道は、生活費だ。本業ライバーとして生計を立てている人にとって、家賃、食費、通信費など、普通に生活するための費用をまかなうのは当然。とくに、昼間の仕事を辞めてライバー1本に絞った人は、ここをしっかり確保する必要がある。
機材投資
次に多いと思うのは、配信機材だ。配信環境はライバーの命。スマホ、PC、マイク、リングライト、さらには高速なWi-Fi環境を整えるなど、クオリティを上げるためには初期投資が欠かせない。筆者自身も、機材を揃えてから、配信のレベルがワンランク上がったと感じるし、ほかのライバーからも「音質が良くなったらリスナーさんのコメント数が増えた!」「画質を上げたらギフト率が上がった!」なんて話をよく聞く。
美容・健康管理
とくに顔出し配信をしている人は、見た目の印象がリスナーの支持に直結するため、エステや美容院、ネイル、ジム通いにお金をかける人も多い。配信は座りっぱなし、喋りっぱなしになるので、健康維持のために整体に通うライバーも増えている。洋服やコスメなども、日常の配信の衣装として必要不可欠だ。
マネージャーやアシスタントの雇用
トップライバー、つまり配信だけで月収数十万〜数百万円を稼ぐ人たちは、さらに使い道がレベルアップしていく。人気ライバーともなると、SNS運用やスケジュール管理、企画立案、リスナー対応など、ひとりですべてをこなすのは難しくなる。そこで、信頼できるスタッフを雇い、自分は配信に集中できる環境を整えている人も。なかには、オリジナルグッズ制作やイベント開催などに資金を投じるライバーもいる。ほかにも「個人事務所」や「ファンクラブ運営」をスタートさせる人もおり、まさに小さな起業家のような存在になってきているのではないだろうか。
無駄使いをしてしまうことも……
もちろん、すべてのライバーが堅実なわけではない。一気にまとまったお金が手に入ると、つい気が緩みがち。よくあるのが、ブランド品の爆買い。高級バッグやアクセサリー、時計を買ってしまう人も少なくない。
また、リスナーとのオフ会や、ほかのライバー仲間との飲み会に使いすぎて、気づけば手元にほとんど残っていなかった……なんて失敗談もちらほら。もちろん、自分へのご褒美や交流のためにお金を使うのは悪いことではない。でも、これもリアルなライバーのお金事情の一面だ。
ライバーは「お金の使い方」でも未来が変わる?!
ライバーという仕事は、努力次第でどこまでも稼げる一方で、収入が不安定になりやすいという面もある。だからこそ、稼ぎ方以上に“使い方”が未来を左右するのではないだろうか。一時的な収入の増減に振り回されるのではなく、しっかり貯金をしたり、自己投資をしたりすることで、ライバーとしての寿命を延ばすことができる。
同じスタートラインに立ったライバーたちの数年後の景色は、お金の使い方でも大きく変わっていくのではないだろうか。























