「歌ってみた」シーンの新星、ウトガワが語る『歌コレ』2連覇の裏側と今後

「『歌コレ』って、ランキングの結果が全てではない」
――今後ますます、歌い手シーンを牽引する側として、ウトガワさんは活躍されていくと思います。ライブイベントなどに出演したりする中でシーンが盛り上がっている実感はありますか?
ウトガワ:盛り上がっているとは思います。でも、あまり実感はなくて。どちらかというと、周りの歌い手仲間と、みんなで一緒にお祭りをやっているみたいな感覚ですね(笑)。僕は、もっと歌い手シーンを盛り上げたい気持ちもあります。今はニコニコ動画だけではなくて、いろんな場所で活動している歌い手さんがいるので、まだまだたくさん活躍できる可能性があるんじゃないかなと感じています。
――『歌コレ』のTOP100ランキングなどでライバル視している歌い手さんはいますか?
ウトガワ:吉沢ぽわですね。VERSUSメンバーであり、仲は良いですが、『歌コレ』ではバチバチにやり合いたいと思います(笑)。
――『歌コレ』に参加される中には、レジェンドと呼ばれる歌い手さんもいます。世代交代も進んでいる『歌コレ』は、ウトガワさんにとってどんな場所ですか?
ウトガワ:『歌コレ』は歌い手として真剣に取り組める目標となる場所ですし、イベント期間中は、普段よりも自分が作った作品をたくさん聴いてもらえて、コメントももらえる。活動する上での活力になる場面が多いというか。何より、『歌コレ』を通して、いろいろな人と繋がることができますし、本当にいいイベントだなと。
もちろん、ランキングで上位を目指すのは大切ですけど、『歌コレ』って、ランキングの結果が全てではないと思うんです。日頃から努力している人が報われるべきですし、そういう歌い手にもっとスポットライトが当たってほしい。ランキングに関係なく、超会議に選出される枠があってもいいんじゃないかな。僕自身も、『歌コレ』を通して、そういう面を表現できたらと思っています。
――今後、ルーキーの枠を超えたウトガワさんがどんなドラマを見せてくれるのか楽しみです。
ウトガワ:ゆくゆくは歌い手活動の幅を広げていきたいと思っていますけど、どうなるかはまだわかりません。今は目の前のことを楽しみながら、一生懸命やっていけば道は開けると思っています。長く続けたいので、無理はせず、でも必要であれば無理もしつつ(笑)、楽しく活動していきたいです。





















