連載:あなたを作る10曲(第一回)
水溜りボンド・カンタの盟友、映画監督・竹中貞人を作る10曲とは? 映画を耳から感じるプレイリスト公開

水溜りボンド・カンタとの“これまで”と“いま”
――水溜りボンドさんとは、YouTubeで企画・構成作家を担当するなど、かなり長い交友関係が続いているとか。
竹中:はい。かれこれ、6年前から水溜りボンドのお手伝いをしてきました。その縁もあり、最近は水溜りボンドで一緒にやってきた仲間たちと一緒に「白い基地」という縦型ショートドラマを制作しています。
(参考:https://www.youtube.com/@shiroikichi)
――ショートドラマを一緒に制作するには、どのような経緯があったのでしょうか。
竹中:水溜りボンドさんのYouTube編集をお手伝いするようになってからしばらくして、カンタさんから「一緒に企画をやりませんか?」と誘っていただいたんです。カンタさんの良さを一言では語れないんで安っぽく聞こえるかもしれないんですけど、本当に一人の人間として尊敬しています。
チームのみんなと過ごす日々は楽しいけど、僕は監督業も頑張っていきたいと思っていたので、そういった機会をうかがっていたとき、「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM 2022」でグランプリを受賞することができました。いまは長編作品を控えています。でも監督業が出来るようになればなるほど、チームのみんなと一緒にいる時間は減っていき、寂しさを感じていました。
そんなときに縦型ショートドラマが流行し始めて、奇跡的に僕が監督として役に立てるような状態ができ、一緒に引き続き仕事ができることになりました。とても恵まれていることだし、僕自身とても嬉しいと思っています。
――カンタさんとの思い出の音楽はありますか?
竹中:10-FEETの第ゼロ感ですね。カンタさんがチームのみんなを沖縄に連れて行ってくれたときに、カラオケができる居酒屋みたいなところに行って、みんなで沖縄ソングを歌ってたんです。
地元の方もライブをしたりみんなで盛り上がっているところに、唐突にチームのメンバーの一人が空気を読まずに第ゼロ感を入れて、イントロが流れたときには全体の空気が凍り付いていくのを感じて……。
僕もカンタさんもそういうのには敏感なので、これ大丈夫かな? と思っていたら、結果的にサビではその日一番の盛り上がりを見せて、大笑いした思い出があります。
というのも、よく考えたら劇場版スラムダンクの宮城リョータの故郷は沖縄だったんで、実質第ゼロ感は沖縄ソングでもあったわけです。(笑)