「収益は親孝行に」父親を息子がプロデュースするYouTuberはなぜ人気に? 理由を紐解く

 最近YouTubeで、“収益は親孝行に使います”というコンセプトでチャンネルを運営している「親子バラエティ」が、急上昇にランクインするなど話題になっている。息子と父親による動画がなぜ注目を集めているのか、その理由に迫ってみたい。

 「親子バラエティ」は、チャンネル運営者である息子が実父「お父さん」の夢を叶えるべく、2024年1月から動画投稿をはじめたチャンネル。お父さんの人柄と息子との仲の良さが反響を集め、日に日に登録者数は増加。いまでは17.5万人を突破しており、大注目のチャンネルのひとつになっている(2024年8月29日時点)。

 そもそもこの親子がSNSでの動画投稿を始めたきっかけは、2022年12月にTikTokに投稿された1本目の動画。息子の「お父さん夢とかないの?」という質問に、お父さんが「有名になりたい」「お前と旅行に行きたい」と答えたことにある。お父さんの「お前プロデューサー、俺タレント」という言葉から、息子がTikTokとYouTubeで父親を主役にした動画を投稿するようになり、その収益で家族旅行をはじめ親孝行をしているようだ。

 8月17日に投稿された動画では、息子が1週間のYouTubeの収益を発表。8月に入ってから登録者が6万人ほど増加し、前日には急上昇入りを果たすなど波に乗っていることもあり、収益はおおよそ「1円玉20万枚分」だったことを明かしている。この数字に「はあ??」と驚きを隠せないお父さん。想像以上の収益に、いままでの動画では1週間の収益を1回の親孝行で使っていた息子も、今回は緊急会議で使い道を相談することにしたようなのだ。

YouTube収益がとんでもない事になったので緊急家族会議

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