朝倉未来のアイドルオーディションで早速“波乱” 田代まさしの娘も登場『Dark Idol』1~2話

『Dark Idol』1・2話

 まず最初に、第一印象だけで40名をランキング化するファーストランキングが行われた。その審査員となるのは、アイドルファン150名。ファンを審査員とした理由について朝倉は「どういう人が売れるのかの視点がしっかりしていると思うので」とコメント。審査員たちは次々と登場する候補者に1点から10点をつけ、その合計点数で競った。その基準はシンプル「このアイドルたちを応援できるか」である。

 そして、このランキングを元に行われた1st Stageがタイマンバトルである。タイマンバトルとは、1位と40位、2位と39位……とランキングの上位と下位を歌、ダンス、フリーアピールの3ジャンルで1分間対決するというもの。なんとなくだが、プロデューサーを務める1分最強を決める総合格闘技大会『BREAKING DOWN』を彷彿とさせる。対戦形式について、朝倉は「第一印象が40位だけど1位に勝っちゃうみたいな(下克上)。僕は格闘家としてそういう世界で生きてきたんでね、そういう厳しさみたいなものがあっても面白いんじゃないか」と自身が生きてきた格闘技の世界と重ねた。審査員は、会場に集まった観客を1票とするAudience、そして元AKB48の総監督・横山由依、新しい学校のリーダーズなどの音楽プロデューサーの松隈ケンタ、E-girlsの振り付け師・周平、そして朝倉だ。

 1位に輝いたのは帰国子女として生きてきて、一流大学を卒業、芸能活動の経験もあり。しかし、誇りを持てることが1つもないという青山舞莉。40位は「自分が一番かわいい」と自称する彩紋めい。高校卒業後、韓国の大手事務所にいた経験を持っている候補者だ。

 2人は青山が正統派なパフォーマンスを見せるとしたら、彩紋はとにかくアイドル性の高さでアピール。特に印象的だったのは、ダンスバトルでのこと。青山は野球のブラスバンド曲に合わせてチアリーディングを彷彿とさせるパフォーマンスをしたが、彩紋はSNSでも人気の楽曲FRUITS ZIPPERの『ハピチョコ』で会場を魅了した。この結果、審査員表は横山と朝倉が青山に投票、松隈と周平が彩紋に投票と2分。アイドルファンの1票が僅差で青山への票と決まったため、青山が次なるステージへと進めることになった。

 しかし、結果として負けてしまった彩紋に対して松隈は「彩紋ちゃん、ぶっちゃけ1位で考えていたので、最下位と聞いてびっくりしたんですけど。特殊な環境でも振り切っている感じはいいなと思って、これに懲りず頑張ってほしいです」と評価した。

 また、2話では同じくタイマンバトルに田代まさしの娘が登場したり、13位と28位の対決で下剋上が起こったりと見どころ満載。ただスキルがあるだけではなく、いかに「応援したい」と思わせるかが重要だということを改めて感じた。

 次回の放送では、次なるステージへと進む20名が決定。果たして、どんな候補者が新たなストーリーを展開していくのか。注目だ。

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