世界的ガールズグループオーディションで日本人3名がデビュー圏内に 『R U Next?』ファイナルへの期待

『R U Next?』ファイナルへの期待

 現在日本ではABEMAで配信中の『R U Next?』(以下、アユネク)はHYBE LABELS傘下の「BELIFT LAB」による、LE SSERAFIM、NewJeansに次ぐ、次世代グローバルガールズグループの最終メンバーを決めるデビューサバイバル番組。デビューを夢見る参加者22名が計7つのラウンドを経て、自分の潜在力とスター性を証明していく。MCは少女時代のスヨン、コーチはKARAのパク・ギュリ、2AMのチョ・グォン、元Wanna Oneのキム・ジェファン、シンガーソングライターのイ・ヒョン、ダンサーのアイキが務めている。

 デビュー予定のメンバーは6名で、現在はセミファイナルの6ラウンドまでが終わり、参加者は10名まで絞られている。9月1日にファイナルラウンドを迎える「アユネク」最終回を前に、セミファイナルのハイライトを振り返ってみよう。

 セミファイナル前の個人順位では、個人代表戦にてBLACKPINK「Shut Down」を披露したイロハが1位に。2位はジウ、3位はミンジュ、ユナが4位。また、同じく代表としてチームの順位を引き上げたヨンソが5位、いままで一度もハイクラスに入ったことがなかったウォンヒが6位とデビュー圏内に食い込んだ。12人のメンバーのうち、日本人参加者はイロハ・モカ・ヒメナの3人となった。

 6ラウンドとなるセミファイナルの課題は、初のオリジナル楽曲による新曲対決。爽やかで溌剌とした「Scrum」とパン・シヒョクが制作に参加しているパワフルな雰囲気の「Pride」の2曲から参加者がやりたい曲を選び、審査員によるオーディションによって決定。この新曲のパート分けでは、自分がやりたい曲とコーチ陣から合っていると割り振られた曲が合わないという、デビュー後も必ずつきまとうであろう問題もあらわになった。また、同じチームでともにパフォーマンスを作り上げてきたメンバーの脱落が続く事で、メンタルを崩していくというサバイバル番組特有の問題に苦しめられる姿も見られた。

日の目を浴びなかった"人気急上昇中の日本人"がついに大逆転1位に輝く!♬Scrum(オリジナル曲)|HYBEのサバイバル番組「R U Next?」
沖縄出身のダークホースが覚醒!? パワフルな姿にコーチ陣も惚れ惚れ ♬Pride(オリジナル曲)|HYBEのサバイバル番組「R U Next?」

 オリジナル曲対決では「Scrum」チームが勝利し、「曲の消化力に優れている。似合わない曲がないようだ」と評価を受けたモカが、「自分に似合うものをわかっている」と高評価をキープしているミンジュと同率で初の1位を獲得した。

 6ラウンドのもう一つの課題は「1億回以上視聴されたMVの曲」というテーマで、「Scrum」チームがTWICE「Feel Special」PrideチームがIVE「ELEVEN」をパフォーマンス。「Scrum」チームではモカ、Prideチームではヒメナと、両チームで日本人メンバーが1位を獲得。チーム戦では総合でも「Scrum」チームが勝利し、“ベネフィット”を獲得した。

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