『恋ステ 2024冬』5話ーー“17人から告白された”女子、奥手男子に「ぎゅーしよ？」

　そして、前回やよい（宮城 弥生）に「弟っぽさ」を指摘されたしょう（宮本 翔）にも進展が。慣れないセンターわけに髪をセットし、準備万端でりあののもとに足を運ぶしょう。2人の自然な雰囲気に相性の良さを感じたのは、スタジオだけでなく視聴者も同じだろう。「楽しいしね、一緒にいて」と笑い合う2人は、このまま来週の告白でゴールをしても全く違和感がない。

　しかし、このデートでもしょうの奥手っぷりが出てしまう。りあのに引っ張ってもらう形で、ドギマギと手を繋ぐしょう。別れ際に「ぎゅーしよ？」とりあのから声をかけられなければ、さらっと“仲の良い友達”の別れ方になっていた可能性すらある。

　視聴者としては、しょうを応援しているからこそヒヤヒヤさせられたが、その心配は不要だったようだ。りあのは、そんなしょうの奥手な部分を“ギャップ”として好意的に捉えていたからだ。

　一方で、りあのは内心かいらへの想いが吹っ切れていない部分もある様子。まさに「あと一歩」な2人の恋は、来週どう動くのだろうか。りあのへの思いを、ついに「好きです」と言い切ったしょうには幸せになって欲しい。

　第5話ではとしき・しおん・かいらがるな、しょうがりあのを誘ったことで、やよいが1人になってしまう場面も。しかし、やよいは前日に、かいら・しおんと“次の日の約束”をしていたのである。「明日誘うね」と約束してくれたかいらとしおんが来なかったことに、「あの時間はなんだったんだろう」「ここで終わっちゃう、恋が」と涙を流すやよい。

　短期間で恋をする“恋ステ”だからこそ、心変わりがあるのは仕方がないとして、この展開はあまりにも辛すぎる。しかし肩を落とすやよいに、次週何やら特別なチャンスが巡ってくるような予告も。約束を信じたやよいが報われる展開を、第6話の放送に期待したい。

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