動画クリエイターの1日とは? 24時間のスケジュール大公開!~フィッシャーズ・シルクロード編~
24時間のスケジュールをインタビューすることで、クリエイターの意外な素顔を知ることができる本企画。今回は、2024年2月4日現在で登録者数837万人となる動画クリエイターグループ・フィッシャーズのリーダー、シルクロードに、1日のタイムスケジュールについてインタビューを実施。動画クリエイターというと撮影、編集、企画会議……というイメージだが、実際のところはどうなのだろうか? 知られざる24時間を語ってもらった。
自由だからこそ難しい、動画クリエイターという職業
まず注目したいのは、睡眠時間の短さだ。過去の動画でも紹介されているが、シルクロードはショートスリーパーだ。該当の動画は7年前だが、睡眠時間の短さはいまも健在のよう。
眠りにつく午前3時まで細かく予定が入っているシルクロードの24時間。まずは朝起きてからお昼までの行動について教えてもらった。
「起床後は500mLの水やお茶を飲み、昨日の動画チェックを行います。 あとはスマブラを10分練習して動作チェックをし、たまに朝風呂にも入ります。 また、個人チャンネルの動画を1本完成させてから仕事などに向かいますね」
「基本的に午前中は動画の編集をして、家でご飯を食べながら家族と会話しています。 定時のスケジュールがあまりないのが、クリエイターの特徴かなと思いますね」
動画クリエイターは、“なにをいつやるか”は自分次第というところが特徴でもある。時間を決めて仕事をするもよし、モチベーションが上がらなければ休んでもよし。自由ではあるが、そのぶん自分で自分のやる気スイッチを押さないといけないのも難しいところだ。シルクロードの場合は、大好きな『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL(以下スマブラ)』を起きてまずプレイするのがモーニングルーティンのようだ。
仕事の合間は趣味に全力投球
午後は基本的に撮影と編集をメインに行っているようだ。編集は動画制作において欠かせない作業のひとつでもあるのだが、どんなこだわりを持っているのだろうか。フィッシャーズの動画制作事情について、語ってもらった。
「午後はメインチャンネルの編集を2本、そして個人チャンネルの編集も2〜3本行います。 素材が多い場合は、それぞれ倍の本数をつくるときもありますね。編集の手順としては、カットの段階からスタッフたちに手伝ってもらいながらテロップを入れて、最後にBGM、SE、テロップの修正をしています。 カットをするときの間合いやテンポ感に1番こだわっていて、とくに臨場感が出るように意識して編集をしています。夜17時〜20時ごろは、フィッシャーズのメインチャンネルと個人チャンネルの撮影をしています」
「あと午後は、家族のために買い物によく行っています。あとは、たまにスマブラの練習もしていますね。仕事以外で1番時間を使っているのは、間違いなくスマブラです。大会に出ようとしているくらいハマっています」
起床後はスマブラ、午後はペットのお世話と、忙しいスケジュールのなかでも合間を縫って、趣味のひとときを過ごしている。撮影や編集など膨大な量の作業をこなしつつも、愛する趣味にはやはり時間を割いてしまうようだ。
「ポケモンカードを2時間ほど真剣にやるときもあります。 漫画は最近新作を読むことが多いのですが、同じ漫画を何度も繰り返し読むときもあります。最近は『るなしい』という漫画をよく読んでいますね」
動画でも定期的に紹介しているが、シルクロードはかなりの漫画好きでもある。自宅には6000冊以上の漫画が保管されており、著名な漫画家たちのサインも並ぶほどだ。
「撮影後はNetflixを見たりして過ごしています。 ちょうど今日は『MONSTERS 一百三情飛龍侍極』『マッシュル-MASHLE-』『薬屋のひとりごと 』を見ました。書籍関連でいうと、育児本もよく読んでいますね」
寝る前の1時間に組み込まれている「Netflix」の時間。どれだけ多忙でも、いろんな分野からのインプットを欠かしていないことがわかる。仕事の合間は、好きなものや興味のある世界にひたすら没頭するタイプのようだ。