ヒロミ、愛車ジムニーを「ゲレンデ」に改造 本物に近い姿に視聴者「クオリティ高すぎ」
タレントのヒロミが、メルセデス・ベンツ Gクラス通称“ゲレンデヴァーゲン”風にカスタムした愛車の「スズキ ジムニー」をYouTubeでお披露目した。
風変わりなコンセプトのカスタムに踏み切った理由は、妻である松本伊代のために他ならない。2023年12月29日に公開した「【ジムニー】ゲレンゲ風カスタム」と題した動画でヒロミが語った内容によれば、松本は「もう車に乗らないかもしれない」と言ってマイカーを一度手放したものの、その後、元気になって、再び「車に乗ろうかな」となっているという。
松本といえば、2022年11月に行われたバラエティ番組の収録中に全治3ヶ月に及ぶ腰椎圧迫骨折の大怪我を負い、一時はほとんど寝たきりのような状態となっていたことが、後に本人の口から語られている。苦難な状況を乗り越え、今や車の運転に意欲的になっているというから、無事に回復してなによりだ。
そんな妻にヒロミが「(車は)なにを乗りたいの?」と聞いたところ、「ベンツのゲレンデに乗りたい」という答えが返ってきたとのこと。もちろん、希望に沿ってゲレンデを快気祝いのプレゼントとすることもできただろう。だが、ヒロミはここで持ち前の遊び心を発揮。フォルムが似ているジムニーをゲレンデ風にカスタムし、「(松本を)騙して乗せる」「ママ(松本)が気付くのか? 気付かないのか?」というドッキリ企画を敢行することにしたと説明した。
そのために今回、馴染みの自動車整備工場「FLEX 横浜町田インター工場」へ訪れて、同工場のスタッフと共に改造に着手した。車高をリフトアップし、既存の外装パーツを取り外した上でフロントパーツ、バックパーツ、サイドステップ、オーバーフェンダー、フロントグリルを順番に取り付けていく。ボンネットを搭載すると、いよいよゲレンデライクなビジュアルになり、ヒロミは「ボンネットが付くと全然違うね。急にゲレンデが出てきたね」と満足げな表情を浮かべた。さらに、ブレーキの変更、タイヤの履き替えも実施し、いったん作業は完了。
そこから、千葉県・船橋市の車体整備店「ボディーワークス ミッション」に塗装を依頼して1か月後、とうとうゲレンデ風ジムニーが完成した。ボディーカラーがベージュからホワイトへと生まれ変わったその車体はまさしく小型のゲレンデといった趣き。あまりの完成度の高さにヒロミは、「最高じゃない? 見事だね。すごいクオリティ!」と、思わず手を叩いて喜んだ。しかも、扉の内側やステップ回りなど細かな個所もすべて同じ白色に塗装されており、ヒロミは「本気のオールペン」と評していた。
なお、調整を加えたのは、外装だけではない。フロントグリルの中心で存在感を放つメルセデスの象徴「スリーポインテッド・スター」は、ヒロミ自身が「一生懸命ヤフーオークションで探してくっつけてみた」という。さらに、シートもメルセデスらしく豪華な黒い革製のものへと変更されており、内装もすっかりゲレンデ仕様に仕上がっていた。
カスタムに関して、視聴者からは「クオリティ高すぎ」「ここまでカスタムすると格好良い」「コレなら本物じゃなくてもイイ!! 逆にコレがイイ」と称賛の声が寄せられた。
「いや、ちょっとドッキリ楽しみだな」と声を弾ませるヒロミ。動画の最後では松本が「かわいい~!」と喜ぶ、次回の動画の一部が先行公開されていた。果たして松本はどのタイミングでゲレンデがジムニーの化けおおせた姿であることに気付き、そしてどんな反応を示したのか。次の動画の公開を楽しみに待ちたい。