「病院の待ち時間が長いのはなぜ?」現役看護師のコントで学ぶ“病院との付き合い方”
現役看護師が手がけるYouTubeチャンネル「NASMEN CHANNEL(ナスメンチャンネル)」が人気をじわじわと伸ばしている。看護師の日常やあるあるをコント動画で描くこのチャンネルは、なぜ多くの支持を集めているのか。今回はナスメンチャンネルの動画から、人気の理由を分析する。
「NASMEN CHANNEL(ナスメンチャンネル)」は、看護師として働くイデと元看護師のシンジョーがこれまでの看護師の経験をもとに企画・制作したコント動画を投稿するチャンネルだ。看護師という人々の命を預かる現場で、彼らが実際に体験した出来事から生まれたコントは多くの看護師の共感を呼び、2023年7月にチャンネル登録者数10万人を突破。現在は13万人を魅了するチャンネルとなっているが、いったいどのような動画を作っているのだろうか(数字は11月23日時点)。
「【解説】看護師が教える、みんなに知ってほしい病院のアレコレ」では、大病院の待ち時間が長い理由や退院のタイミングなどについて説明。「看護師にお願いを拒否された」という話題では、退院後に自宅で過ごすことを想定し、あえて介助しない場合もあることが伝えられている。さらに看護師にタメ口で接する人が多い理由に至っては、簡潔に伝えることを優先しているケースがあると発言。緊急性があり、端的に物事を伝えた方がいい場合があるなど、さまざまな事例から敬語を使わないという選択をしていることを明かしている。また、よく疑問としてあげられる病院の待ち時間が長い理由についても解説。軽症だったり初診の患者さんが大病院に集中してしまうことで、長い待ち時間が発生すると説明した。