あま猫、購入直後の国産高級車に不備が発覚 「なんでこんなに災難が……」と嘆き
高級車を複数台所有していることで知られる20代の女性YouTuberのあま猫が、買ったばかりの愛車「日産 GT-R Premium edition T-spec(以下、GT-R)」を点検に出したことを自身のYouTubeチャンネルで報告した。
20代ながらあま猫は現在、2000万円超の「SUBARU WRX STI」「レクサスIS500 First Edition」「GT-R」「フェラーリ 488 Spider」といった高級車を所持している。(2023年10月17日時点では「フェラーリ 488 Spider」はボディ損傷中)。高級車オーナーとして活動する車好きの女性YouTuberだ。
まずあま猫は11月10日に動画をアップ。GT-R(購入金額は2545万円とのこと)を運転しようとしたところ、違和感に気がついた。「エンジンシステム異常 販売店で点検ください」というSOSを発信していたのだ。これに「えっ……買ったばかりなんだけどな……」と激しく戸惑うあま猫。
日産の公式ホームページを確認したところ、この表示で考えられる原因は以下の通り。
「エンジン回転中、エンジン電子制御システム、GT-R専用純正電子制御バルブ付チタンマフラーに異常があると点灯又は点滅します」。
(参照:日産自動車 警告表示をしたときは)
これを受け、あま猫は「なにかしら異常が発生しているようですが、原因がわからないんですよね」と話していた。さらに「ちなみにこういう警告ってフェラーリでもあったんです。バッテリーの電圧が下がっている時に、誤ってこういった警告灯がついてしまうことも考えられるんです」と経験談も語っていた。
そこで、同車を購入した「ロペライオ 世田谷」に向かい、同店を経由して日産の点検「入庫手続き」をしてもらうことに。中古車として購入したものだが、「新車の保証が継承されている」ものだそうで、あま猫は「今回のエラー故障に関してはおそらく保証内で対応いただけるんじゃないかな」と予測していた。
そして翌日の11月11日にも動画をアップ。そこで、あま猫は「エンジンシステムの異常については現在も調査中とのことですが、それ以外でも問題が発生していたんですよね」と切り出した。
続けて「納車前の点検もしっかりやっていただけたんですが、未実施のリコールがあるということが、判明したんです。車両の一部機能について、欠陥が発生した場合にメーカーだったり、車両の生産者が車両を一旦自主回収して、その欠陥部分について無料修理を行うことがなされているんですが、今回私が購入したGT-Rについても、そのリコールの対応が必要となる車両だったということでした」と説明した。
それから「リコールの内容としては、シートベルトの巻取りの不具合が出る可能性があるとのこと。シートベルトと言えば、運転手の命綱でありますし車両の安全性を考えるのであれば、すぐに対応が必要な内容ではある」と語る。しっかりと説明を行いつつ、あま猫は「そういったこともあって、今回のGT-R君の入院、長引きそうです」と悲しんだ。
「誤解されてる方が多いので念の為こちらでも補足しておきます。今回私が購入したGT-Rは新車保証が継承可能な車両で、ロペライオさんではなく日産さんにて納車前点検を実施いただいておりました。車は精密機器であるため不測のエラーは付き物ですし、点検も人の手による作業であることからもミスは生じます。〇〇〇が悪い、✕✕✕は信用できないという話はしたくないので、みなさんも私と一緒にGT-Rの戻りを楽しみに待っていてくださると嬉しいです」
上記はYouTubeのコメント欄にあま猫自身が書き記した注意書き。一方でなによりもショックを受けているのは、買ったばかりの愛車にしばらくの間、乗れなくなってしまったあま猫本人だろう。4台持ちなのに手元に2台しかない状況となってしまって、「なんで、こんなに災難が続くの……」と嘆いていたが、GT-Rが一刻も早く戻ってきて、運転席に座るあま猫の姿を、ファンは楽しみに待っていよう。