『今日好き。カンヌン編』はるみうカップルインタビュー カップル成立につながったお互いへの“嫉妬心”

『今日好き。』はるみうカップルインタビュー

 現役高校生たちが2泊3日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける恋愛番組『今日、好きになりました。』(ABEMA/以下:今日好き)。10月2日にオンエアされた『カンヌン編』最終話では、はると(八幡晴人)×みう(磯村美羽)の“はるみう”カップルが新たに誕生した。

 これまで恋愛経験が一度もなく、とにかく天然ぶりを発揮したはるとと、切れ味鋭い言葉が目立ちながらも、はるとを想うと誰よりも女子になってしまっていたみう。そんなカップルを結んだのは、お互いへの“嫉妬心”だったと、このインタビューを通してわかってきた。不揃いなピースでも、ふたりはどこか絵になる。今年最後の夏日に撮影した写真を含めて、彼らのピュアな雰囲気が届けば幸いだ。(一条皓太)

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「自分から行動できていないの……やっぱりマズかったですよね?」(はると)

ーー改めてにはなりますが、お互いの第一印象はいかがでしたか?

はるみう

はると:最初の顔合わせで、僕とみうちゃんの間にかなり距離があって。視力が弱いので、顔がはっきりとわからなかったんです。なので第一印象は「キャリーバッグが大きな子だな」って。

ーー(笑)。それでは、最初の2ショットをしたときの感想も?

はると:「キャリーバッグが大きな子に誘ってもらえてうれしい!」でした(笑)。

みう:私も同じく視力が弱くて、はるとくんの顔がはっきりと見えたのは、カフェでランチをしたときが最初だったのかな。すると「あれ、なんかカッコいい人がいるかも?」って。本当に私にドンピシャな男の子でした。

ーーなるほど。おふたりの関係性について、スタジオの“恋愛見届け人”を務める井上裕介(NON STYLE)さんからは「24話完結の韓国ドラマの1話目」なんて声もありましたが。

みう:初日の夜にスーパーで買い物をしていたシーンですよね。あのときはなぜか、カフェで2ショットをしたときよりもすごく話しやすくて。はるとくんのことを急に意識するようになりました。

ーーカップ麺の陳列棚の前で会話をしていましたが、ああいった日常生活にありそうなシチュエーションでこそ、気になる者同士での会話も弾むものですよね。

みう:そうなんです。もうドキドキしちゃって! そもそもがカッコいいので「なんでこんなに女の子と話すのに慣れていないのかな?」って不思議で仕方がなくて。探り探りで会話をしつつも、内心はドキドキしていました。もうギャップだったんです、ギャップ!

ーー交際経験や、周囲に親しい異性がいない点は、彼女の立場からすると安心ですよね。

みう:ありがたいことですよね。浮気なんて絶対にしなさそう。

はると:(うんうん)

みう:でも、旅のときはすごく不安だったけどね。はるとくんがあまり喋ってくれないから、なにを考えているのか本当に読みづらくて。その印象が変わったのは、3日目にあったビーチでのフリータイムでした。それまでは私に対するキモチもあまり感じられなかったから、急に「あれ?」って気になっちゃった。

ーーはるとさんは、その時点で嫉妬を?

はると:はい。2日目夜のBBQで、しょうご(今富将吾)がみうちゃんを2ショットに誘っていて、モヤモヤした想いが残ったままその夜は眠るしかなく。「これはもう、しょうごくんにキモチが移っちゃったんだな」って、すごく落ち込んでいましたし、自分でも意外なことに嫉妬をしていることに気がつきました。

ーーはるとさんは嫉妬心に苦しんでいたと。とはいえ、3日目のビーチでは、お互いに嫉妬を誘うような言葉を交わしていましたよね?

はると:僕自身は別に、嫉妬をさせようなんて思っていなかったかも……。

みう:はるとくんは鈍感なんです。私にとってライバルのあや(中山あやか)と「話していて楽しい」なんて言われたら、誰でも嫉妬するじゃないですか。

ーー間違いないですし、もしかするとおふたりは嫉妬が繋いだカップルなのかもしれないですね。話を戻して、2日目のBBQでも、みうさんにははるとさんしか見えていなかったことがわかりました。

はると:そうなんですよ。オンエアを観て初めて、みうちゃんがあの後に泣いていたことを知ったんです。そのときはもう「あぁ、やってしまっていたのか」って……。

ーーみうさんも当時、号泣しながら語っていましたが、たしかにはるとさんのBBQでの行動を観て思うところはたくさんありました。あえてラフな口調で言うと「はると、マジでなにもしてくれないじゃん」と。

みう:本当にそう! 2日目に「いまはいちばん気になっています」なんて言葉をくれたはずだし、BBQのときも隣の席だったのに。「少しくらいは私のことを気にかけてくれてもいいのにな」って悲しかったな。

はると:しかも、僕の方から2ショットに誘うことすら。最後まで1回もなくて。本当に反省しました。自分から行動できていないの……やっぱりマズかったですよね?

ーーおふたりは晴れてカップル成立をしていますので、大丈夫かと(笑)。また、はるとさんがみうさんとお付き合いすることを決心した、最終的な決め手はなんだったのでしょう。

はると:一緒にいるとドキドキするんですよ。あやかちゃんはたしかに話しやすいものの、僕のなかでは“友だち感”が強いと印象付いてしまって。逆に、みうちゃんと話していると、もう……気持ちがヤバいです!

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