eスポーツチーム『The Guard』が『VALORANT』国際リーグ出場権を喪失　今後は「選手たちが新たな機会を探すためにサポート」と声明

　アメリカのeスポーツチーム『The Guard』が、タクティカルFPSゲーム『VALORANT』のインターナショナルリーグ『VCT Americas』への出場権を喪失したことが発表され、同タイトルの競技シーンで大きな話題を呼んでいる。

　日本時間8月30日、『VALORANT Champions Tour』（VCT）の北米版公式X（旧Twitter）アカウントは、「The Guardとの数ヶ月にわたる話し合いを行ってきたものの、VCT Americas出場への同意に至ることができませんでした。この結果、The Guardは2024シーズンのVCT Americasに出場しません。昇格するチームはなく、来シーズンも今シーズンと同様に10チームで開催されます」と発表した。

An update regarding the teams participating in VCT Americas 2024. pic.twitter.com/YCYoZSPpcL

— VALORANT Esports NA (@valesports_na) August 29, 2023

　The Guardはインターナショナルリーグ参入を懸けた『VCT ASCENSION AMERICAS 2023』で優勝し、2024シーズンおよび2025シーズンの出場権を獲得。ローカルリーグを勝ち抜き、さらに『ASCENSION』のトーナメントも制するという、昇格のための狭き門を突破した後の出来事となった。

　この発表を受け、The Guardは公式アカウントで声明を発表。「発表にあったとおり、The Guardは2024シーズンのVCTパートナーシッププログラムにゲストとして参加しません」として、「このような結果になって残念ですが、選手たちが新たな機会を探すためにサポートしていきます」と続けた。声明は「選手たちはこの2年間、プライドを持ってチームの代表として戦ってくれました。彼らはどのチームに行っても同じ働きをしてくれるでしょう。我々のVALORANTでの日々に貢献してくれた選手たち、スタッフ、そしてコミュニティーに感謝します。応援ありがとうございました」と結ばれている。