人気芸人たちの「かっこよかった頃」をニューヨークが一挙公開　現在と一番ギャップがあるのは誰？

　お笑いコンビ・ニューヨークの嶋佐和也と屋敷裕政が、人気芸人の「かっこよかった頃」の写真をYouTubeで公開した。

　2023年7月6日にニューヨークの公式YouTubeチャンネルで公開された動画で行われたのは、人気芸人の今と昔の写真を見比べて、一番カッコいい人を決めるという企画。斎藤司（トレンディエンジェル）、ナダル（コロコロチキチキペッパーズ）など、現在とのギャップが際立つ若き日の写真が紹介される中、2人がはじめに目を見張ったのは、29年前の小杉竜一（ブラックマヨネーズ）を収めた一枚だった。当時21歳頃。50歳の現在の姿と比べるとずいぶんと痩せており、オールバック気味の髪型と、少しサイズの大きいGジャンがキマッている。屋敷は「かっこええ！」と絶賛し、嶋佐は「もう吉川（晃司）よ」「冴羽獠だもん」と形容した。

　その後、2人揃って「かっこいい！」と口を揃えたのが、くっきー！（野生爆弾）だった。くっきー！の若い頃の写真は、屋敷が「シド・ヴィシャス」と喩えるように、パンクロッカーを思わせるワイルドな風貌。その溌溂とした若さと尖りを感じさせる一枚に、嶋佐は「ここまでやっときゃよかった。こんな時代欲しくなかった？（自分は）控えめに生き過ぎたな……」と、自身の過去を悔やんだ。

　タカ（タカアンドトシ）も、昔の写真が現在と大きく異なる芸人の一人。ふくよかで安心感のあるルックスの今と比べて、世に出たばかりの頃を写した写真では、ほっそりと精悍な顔つきをしており、髪の毛が青いのも特徴だ。屋敷は、お笑い番組「爆笑オンエアバトル」（NHK）に出演していた頃のタカが黒髪と金髪のツートンカラーだったとし、「ヒカルより早かった。ヒカルはたぶんタカさんの真似してる（笑）」と冗談めかして語った。

　そして数ある写真の中で、特にニューヨークの度肝を抜いたのが、23歳の内間政成（スリムクラブ）を収めた写真だった。当時は髪の毛が長く、どこか影があるルックスで、スキンヘッドにうっすら髭を生やした優し気な現在の姿とは似ても似つかない。あまりの違いに2人は最初誰だかわからず、内間だと知ると「え～！」「ヤバ！」「面影ないっすよ！」と驚きをあらわにした。

　このほか、脇田浩幸（シシガシラ）、和田まんじゅう（ネルソンズ）、5GAP、レイザーラモン、川原克己（天竺鼠）などの過去写真も公開されたが、内間の写真の衝撃度には敵わなかった。このように、様々な人気芸人の今昔の姿が見られた同企画。第2、第3弾が行われることも期待したい。