「最初は“釣り”かと思った」 ゲーム実況者・布団ちゃんが語る“料理本出版の経緯”と“配信の醍醐味”

布団ちゃんが語る“料理本出版の経緯”

 チャンネル登録者数14.5万人を誇る人気チャンネル『魔神の食卓』を書籍化した『魔神の一皿』が、宝島社から出版される。本書は、一皿で満足できる“絶品男飯”をテーマに、人気ゲーム実況者である布団ちゃんがレシピを執筆。こだわりが詰まった料理を、自宅で再現できる一冊になっている。

 布団ちゃんは、なぜ料理チャンネルを始めることになったのか。そのきっかけを与えた配信者や、完成した本を手に取った感想、今後の目標までを、たっぷりと語ってもらった。

最初は「釣りかな?」と怪しんでいました


ーーまずは、出版の話が来たときの感想を教えてください。

布団ちゃん

布団ちゃん:まず、「いいのかな?」と思いました。僕のキャラって、綺麗か汚いかで分けたら、汚い寄りなので(笑)。宝島社さんって、本当に綺麗な会社じゃないですか。だから、最初は「釣りかな?」と怪しんでいたところもあって。

ーーもともと、出版に興味はあったのでしょうか。

布団ちゃん:いやぁ、自分には縁がない世界のものだと思っていました。なので、お話をいただいたときに、目から鱗というか、棚からぼたもちというか……。でも、なんか面白いなと思ったんですよね。

ーー実際に、出来上がった本を手に取ってみて、いかがでしたか?

布団ちゃん:自分が作ってきた料理が、1冊にまとまっている。なかなか叶うことじゃないので、まだ夢のなかにいるみたいです。

ーーお気に入りのページはありますか?

布団ちゃん:思い出に残っているのは、ハートが作れなくて、なかなかオッケーをもらえなかったページです。料理の写真でいうと、カレーですかね。ツヤとドロっとした感じが伝わってくる。やっぱり、携帯のカメラとはちがうなぁと感動しました。

ーー周囲の反響もすごかったのでは?

布団ちゃん:両親は、喜んでくれましたね。ただ、本を出す=印税で暮らせるって勝手に思い込んでいて(笑)。「お母さんに、マンション買ってくれる?」と言われました。「まさか、うちのバカ息子が?」と驚いていると思います。

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