粗品、借金完済後すぐに5000万円を借入 「返済から借入」までワンセットのお約束の展開に

 芸人兼YouTuberとして活躍する霜降り明星・粗品が、所属する吉本興業の系列金融会社である「よしもとファイナンス」から5000万円を借り入れた。

5000万円借金した><

 2023年5月18日の動画で、よしもとファイナンスから借りた2300万円の完済報告を行った粗品。格闘家の那須川天心や女優の宮崎美子らから作った借金はまだ返しておらず、完全に返済が終わったとは言えない状況だが、ひとまずは、よしもとファイナンスから借りた分を完済し、一段落した表情を見せていた。

借金2300万円完済した(^o^)

 ただ、多くの視聴者は、またすぐに借金を作るだろうとすでに予想していた。そして、その期待を裏切ることなく、粗品は翌日の動画で「5000万円借金した><」と新たな借金を報告。ファンの予想通り、よしもとファイナンスから新たに5000万円の借金を作り、この「返済から借入」までがワンセットのコンテンツと化している。

 また、借金の目的は所得税と消費税の支払いとのこと。度々動画で所得税が払えないことについては言及しており、結果的に再び借金を作る形となった。この“借金をコンテンツ化”する粗品独自の戦略は、回を重ねるごとに激しさを増している。2回目以降徐々に借りる金額が大きくなり、視聴者は「次はいくら借りるのか?」と金額を予想し始めるなど、着実にエンタメとして多くの人の興味を集めている。

 ただ、キラーコンテンツと化している粗品の借金企画は、今回5000万円と莫大な金額となった一方で、流れとしてはパターン化している。どんな強い刺激でも、毎度お約束の展開では視聴者も慣れてしまうだろう。

 今のところは再生回数、反響共に好調の粗品だが、今後は借金コンテンツをどのように応用し視聴者を楽しませてくれるのか。今後の粗品の動向から目が離せない。

粗品、借金2300万円を完済 多額の借入を瞬く間に返す「誰も真似できないコンテンツ」に

芸人兼YouTuberとして活躍する霜降り明星・粗品が、所属する吉本興業の系列金融会社である「よしもとファイナンス」からの借金を…

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる