ロレックス、パテック・フィリップ......粗品が高級時計を約10本売却 思い出を”フリ”に770万円を獲得

 人気お笑いコンビ・霜降り明星の粗品が「お金がないから高級時計を売ります」と切り出し、1月12日に新たな動画を公開した。今回売却すると紹介された時計はどれも思い出深いものばかりである。

持ってる高級時計全部売ったら???万円なった

 最初に紹介されたのは人生で初めて買ったパテック・フィリップ。芸人の有吉弘行がMCを務める番組で、世界同時中継の企画を実施した際に購入した思い出の時計とのこと。他にもカラトラバシリーズも紹介した。たまたま手持ちのお金が349万円で、カラトラバの店頭価格が349万円。「今の俺の全てで買える、ロマンあるやん」と感じ、カラトラバシリーズの購入も決定したと当時を語る。ちなみに、この「349」はM-1グランプリの際のエントリー番号とのことで、粗品は「俺の人生の番号」と言っている。他にはロレックスなども登場し、さまざまな高級時計が動画上では公開されている。いずれもなにかの節目に買った時計や思い出のある品など、どれも手放すには惜しいアイテムばかり。一見すると「そんな大事なものを売ってよいの?」と思うかもしれないが、粗品からすれば、これは壮大な“フリ”である。

 最終的にはなんと合計約10本の時計を売却。その引き換えに、粗品の手には札束の入った分厚い封筒が置かれている。最終的な金額は770万円となり、お金がなかった粗品は「助かったー!OK!」と雄たけびを上げた。この一連の流れにファンからは「"運命"や"人生"とまで言い切れて、一本一本次から次へと思い出が溢れ出てくる品々が突然"金目のもの"に変貌するリアルガチのマネーエンターテイメントで草」などのコメントが多く寄せられている。

 粗品は地上波でも目覚ましい活躍を見せ、多くのファンを抱えている。その一方で、YouTube活動にも力を入れており、視聴者からの支持も高い。そんな粗品のYouTubeでは、常に生活を賭けたギャンブルコンテンツが魅力。今回のようにお金がなくなってしまい、思い出の時計を売却することすら動画のネタへと昇華しファンに笑いを届けている。

吉本に2387万円借りた><

 過去の動画を遡っても「吉本に2387万円借りた><」、「生涯収支マイナス2億円君の阪神ジュベナイルフィリーズ予想」と、刺激の強いギャンブル企画を公開。他には新車のレクサスの修理方法をファンに任せ、車体と全く違う色で修理に挑むなど、粗品の人生そのものが、YouTubeというフィールドで最大のコンテンツと化している。

 良くも悪くも”普通は真似できない”ような内容を、豪快に実行し配信する粗品。この、「粗品特有のコンテンツ」を武器に、今後YouTuberとしても多くのファンを楽しませてくれるだろう。

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