舌打ちに声枯れ……「どこまで放送できる?」 後藤真希がYouTubeで“素”をさらけ出す理由

後藤真希がYouTubeで“素”を出す理由

AKB48とのコラボは「子どもたちがいっぱいいる」感覚

ーーゲーム配信では、貴島明日香さんやダイアンの津田さんなど、いろんな職業の方とコラボされてますね。

後藤:そうなんですよ! 『Apex Legends』をやってらっしゃる方に声をかけていたら、気づけばいろんなジャンルの人たちとコラボしていました。ファンのみんなからも「こういうコラボ、ここでしか観られないよね」と言ってもらえるので、やってよかったなとすごく思えます。

ーー後藤さんから見て「うまいな」と思った人はいますか?

後藤:貴島明日香ちゃんは上手でしたし、説明もわかりやすかったですね。明日香ちゃんのうしろをついていったら、なんとなくできるし、なんとなく勝てるみたいな感じでした。

ーーコラボといえば、以前AKB48と歌番組でコラボした際の密着動画も、ゲームではありませんが反響は大きかったですよね。

後藤:これまでにないコラボだったので、私自身ドキドキしました。オーディションに受かって、新しい現場に行く感覚でしたね。

【テレ東音楽祭 前半】AKB48さんのセンターになるまでの裏側を全て見せます

ーーモーニング娘。とAKB48、それぞれのグループに違いはありましたか?

後藤:とにかくみんな若い!(笑) そして、イマドキの顔の子たちがそろっているなと思いました。

 モーニング娘。ってすごい年齢幅が広かったですし、加入当初は私が一番年下だったから「お姉さん方に囲まれて活動している」っていう感覚だったんですよね。それが一番年上になっちゃったので「子どもたちがいっぱいいる!」って思いました。

ーーコラボした方でも、そうではない方でも、ライバルとして意識しているYouTubeチャンネルはありますか?

後藤:意識しているチャンネルは、そこまでないですかね。私と同じタイトルの配信をしている本田翼ちゃんや貴島明日香ちゃんに対しては「いま、ランクどこまで行ったんだろう」って、ゲーム内でのランクの方が気になっちゃいます(笑)。

 同じタイトルを配信している方の動画はよくチェックしているので、狩野英孝さんのチャンネルも観るのですが、本当に天然具合がたまらなくおもしろいなと視聴者として楽しんでいます。

辻ちゃんとの「踊ってみた」は、練習なしの一発撮り!

ーーゲーム配信のほかに「歌ってみた」や「踊ってみた」など、さまざまなジャンルの企画も投稿されていますね。

後藤真希

後藤:そうですね。「歌ってみた」は、再生回数もコメントの量も多くて、やっぱりみんな歌ってほしいのかなと感じます。

ーー選曲は、どのように決めているのでしょうか?

後藤:自分が「歌ってみたいな」と思った曲や、スタッフの方がおすすめしてくれた曲を集中的に聴き込んで歌うようにしています。細かいブレスのタイミングとか、母音の音とかは、本家からかけ離れたくないなと思っているので、同じフレーズを何度も繰り返していますね。

ーーこれまでに投稿した曲で、大変だった曲はなんでしょう?

後藤:SPEEDさんや、モーニング娘。などの人数が多い曲をひとりで歌ったのは、本当に大変でした。特に『泡沫サタデーナイト!』は、ガヤもいっぱい入っている曲なので、モーニング娘。のメンバー数に対して私ひとりだと、ボーカルの厚みが全然違うんですよ。コーラス録りも込みで大変でしたね。

泡沫サタデーナイト! ー 後藤真希が歌ってみた #30

ーーその分、反響も大きかった印象です。

後藤:そうですね。いまのモーニング娘。を知らない私のファンの子たちも、いまのモーニング娘。を好きな子たちも観てくれました。それぞれのファンを橋渡しするような存在になれたのは、うれしかったです。

ーーモーニング娘。の楽曲といえば、辻希美さんとの「踊ってみた」も話題になりました。どういう経緯で実現したんでしょう?

後藤:辻ちゃんとLINEしているときに「コラボしようか」って決まったんです。辻ちゃんが「どうしても『ぴったりしたいX'mas!』を自分のチャンネルで踊りたい」と言っていたので、じゃあ、私は辻ちゃんのデビュー曲でもある「ハピサマ」(ハッピーサマーウェディング)にしようって。

 衣装はAmazonとか楽天で検索して、同じような雰囲気のものを買いました。いまでも結婚式の余興とかで使ってくださる方が多いんですね。

【コラボ】辻ちゃんとハッピーサマーウエディング踊ってみた

ーーまさか本家が着るとは(笑)。どのくらい練習したのでしょう?

後藤:練習してないですね。当日「ここって、ああだっけ? こうだっけ?」ってちょっと合わせて、すぐ撮影みたいな。意外と踊れるもんだなと思いました。「エモい」って言ってくれた人がたくさんいたので、定期的に企画としてやっていきたいなと思っています。

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