大人も楽しめる“キッズ向け”乗り物動画? 鉄道好き女性YouTuberの家族Vlogが人気
鉄道やバスなどの乗り物が大好きな女性YouTuber「鈴川絢子/Suzukawa Ayako」。2013年7月にチャンネルを開設し、現在のチャンネル登録者数はなんと102万人に上る。(2023年5月7日現在)吉本興業でお笑いタレントとしても活躍中の彼女だが、なぜYouTubeでここまで人気を集めているのか。その理由を紐解いていきたい。
鈴川絢子は、吉本興業所属のお笑いタレント兼YouTuberとして活躍中の女性である。子供と鉄道に乗ったり、踏切を手作りしたりと、大好きな乗り物に囲まれた家族Vlogを投稿している。
乗り物というジャンルでここまで人気を集めるのは、“親子で楽しめる動画”に理由があると推測する。
2017年に投稿された「プラレール きかんしゃトーマス 音がいっぱい!とおせんぼ踏切 くるくるメロディ風車 お魚とびだす!バッタン橋 かくれんぼトンネル」は、息子の常陸(ひたち)と一緒にトーマスのおもちゃを4つ開封する動画である。
おもちゃの組み立て方から、遊び方まで丁寧に解説されているため子供がいる親の参考になるのはもちろん、トーマスとパーシーにアテレコしながら、電車たちが話しているかのようなシーンもあり、子供も一緒に楽しめる構成になっていた。実際にSNSのコメントを見てみると「息子と一緒に動画を楽しんでいる」という声も多く見られた。
彼女のチャンネルの概要欄には「このチャンネルの動画は保護者の方が色々な施設に行く際、または商品を買う際の参考になるように作っています。」とあり、小さい子供がいる親にとって、プレゼントや旅行先など、タメになる情報を発信するのがコンセプトにあるとわかる。