元乃木坂46・樋口日奈が明かす理想の恋愛 「ハラハラさせない人が好き」相手に求める絶対的な安心感
昨年10月に、11年間在籍をした乃木坂46を卒業した樋口日奈。卒業後は『往生際の意味を知れ!』(TBS系)、『あざとくて何が悪いの?』番組内連続ドラマ『あざといタイプAtoZ』(テレビ朝日系)、『月読くんの禁断お夜食』(テレビ朝日系)など数多くのドラマに出演し、女優としてのめざましい活躍を見せている。
卒業したいまだからこそ改めて感じるメンバーへの思いや、女優業への意欲。そして、ゲスト出演するABEMAオリジナル番組『花束とオオカミちゃんには騙されない(以下、『花束オオカミ』)』の考察とともに自身の恋愛観を聞いた。(リアルサウンド編集部)
【記事の最後にサイン入りチェキのプレゼントあり】
“オオカミちゃん”だったら「急に好きな人に冷たくしてしまうかも」
ーー恋をしているフリをした「“嘘つき”オオカミちゃん」の存在により、現段階でメンバーの恋愛関係がより複雑化している『花束オオカミ』ですが、第10話までをご覧になっていかがでしたか?
樋口日奈(以下、樋口):すごく切なかったです。もし、自分が「オオカミちゃん」だったらどうしようと想像してみましたが、やっぱりいちばん辛いポジションなんだろうな……と。本当に好きになる気持ちもあるんだろうけど、任務を全うしなければいけない。考えただけでも苦しすぎます。でも、キュンキュンする場面もあったりして、「オオカミちゃん」がいることを忘れるくらいにみんなが楽しそうだったので、ホッとしました。あそこまでのピュアな恋愛は羨ましいなとも思いました。
ーーとくにグッときたメンバーはいますか?
樋口:りゅうたろう(今井竜太郎)くんが可愛すぎましたね。彼はほかの女の子とは普通に会話できるのに好きな子には照れてしまう一面があるじゃないですか。良い意味で態度を変えているからこそ、本当に好きなんだなってことが伝わってきました。ほかの女の子がいても、好きな子のために行動できるところがカッコよかったです。
ーーでは、もし樋口さんが「オオカミちゃん」を担うことになったら?
樋口:むずかしいですよね……。わたしは人狼ゲームをやっていても、途中で頭がこんがらがってきてしまうので(笑)。分からなすぎて、本能のまま動いちゃいそう。途中で我に返って、急に好きな人に冷たくしてしまうかもしれないです。あと、申し訳なくなる可能性もありますね。それがオーラに出てしまいそう。
ーー現時点で、怪しいなと思うメンバーはいますか?
樋口:ちせちゃんと、みづき(美月)ちゃんです。申し訳なさそうなオーラが出ていて、自分だったらと思うとふたりが怪しい気がします。あとは、いつもどっちつかずの言葉しか言わない印象があって。相手を傷つけないようにわざと選ばないようにしているのかな? と思いました。
ーー「オオカミちゃん」だと、決定打となる言葉を言わなかったりしますもんね。
樋口:そうなんですよ。でも1人にターゲットを定めるのもありですよね?
ーーたしかに……。
樋口:わぁ、そう考えたら怖い。だとするなら、絶対にくれは(中川紅葉)ちゃんであってほしくないです。りゅうたろうくんとあそこまでいい雰囲気だから。となると、どっちつかずの返答しかしていないちせちゃんやみづきちゃんであってほしい……。まだ、誰も傷つかなそうですよね。
ーーご自身とタイプが近いメンバーはいましたか?
樋口:なぎさ(齊藤なぎさ)ちゃんかなぁ。私は、すぐ顔に出るタイプなので(笑)。なぎさちゃんは、反応がポンと返ってくるタイプな気がするから、似ているなぁと思います。
ーーそれを全部作り込んでいる可能性もありますよね。
樋口:だとしたら、演技力がすごすぎる(笑)! お手上げって感じです。
「どんな立場であっても、人の尊厳を守れる人が好き」
ーー樋口さんの恋愛観を教えてください。まずは、パートナーにするならどんな方がいいですか?
樋口:ハラハラさせない人が好きです。男女関係でハラハラさせないというよりは、ちゃんとルールを守る人。たとえば、タクシーのシートベルトを言われる前につけるとか、当たり前なことができる人がいいです。あとは、誰のプライドも傷つけない人。どんな立場であっても、人の尊厳を守れる人が好きです。
ーー素敵です! もし、そういう方とお付き合いすることになったら、どういう関係が理想ですか?
樋口:絶対的に安心できる関係性ですね。相手がいるから仕事を頑張れるとか、余計な心配をせずにすむ人がいい。お互いが相手の帰る場所を用意しながらも、それぞれの場所で活躍していたいなと思います。いちいち、浮気されるんじゃないかな? とか考えたくない……。そういう点では、マテウスくんのような人がいいのかも。言葉にするだけでなく、行動にも移してくれる。
ーーあそこまで誠実さが全面に出ている人って、なかなかいないですよね。
樋口:そうなんですよ! まさに理想です。