ヒカキン、フィッシャーズも参戦 3年ぶりの開催となった『U-FES.2023』丸わかりレポート!

『U-FES.2023』レポート

 2023年4月29日、30日の2日間にかけて『U-FES.2023』が東京ガーデンシアターで開催された。国内最大のクリエイターイベントであるU-FES.が開催されるのは、実に3年ぶりになる。今回は主催であるUUUM株式会社が10周年ということもあり、さまざまな想いが込められた2日間となった。

 コロナの影響による自粛期間を経て念願の開催となった『U-FES.2023』。1日目の様子を、今回はレポートしていく。

接戦を繰り広げた「カジノ×大運動会」

 イベント開幕の火蓋を切ったのは、HIKAKIN&SEIKINによる楽曲「FIRE」のスペシャルライブ。YouTube界を代表する2人の姿に、会場が一気に湧き上がる。爆発音とともに炎が吹き出す演出で魅了し、迫力のあるスタートで観客を圧倒した。

 そして、メインMCである水溜りボンドと、サブMCである@小豆が登壇。

 今回のU-FES.は、マスクを着用したうえでの声出し観覧が可能となっていることも特徴だ。観客と「U-FES.!」のコール&レスポンスを交わし、会場のボルテージが上がったところで、1つ目の演目であるバラエティコーナーがスタートした。

 29日は、ヒカキンやフィッシャーズを始めとした20組以上のクリエイターが出演。U-FES.初参加となる新世代クリエイターなども入り混じったラインナップに、YouTubeの時代の移り変わりの早さと、密度の濃さを感じる。

 バラエティーコーナーのタイトルは、「カジノ×大運動会」。クリエイターが赤チームと青チームに分かれ、競技の勝敗によって獲得した点数を競う。最初に持ち点1000点が与えられ、各競技によって変動する賭け率に応じて、持ち点を賭けていくというものだ。

 最初の種目は「大食い早食い! メドレーリレー」。ギリギリのせめぎ合いを繰り広げていた両チームだったが、青チームのアンカーであるデカキンが、ひと足さきに食べ終わりゴールに向かうものの、赤チームのアンカー・たなっち(はじめしゃちょーの畑)に足の速さで追い抜かされ逆転負け。たなっちは「大食いは、足の速さなんですよ」とデカキンに勝利のセリフを言い放ち、赤組に軍配が上がった。

 2種目目は「ムカデ競争」。ボンボンTV率いる青チームと、マナル隊率いる赤チームが競い、ほぼ同時にゴール。判定はMCである水溜りボンド・トミーの判断に委ねられた。結果は、ゴールと同時に雪崩れ込んだ青チームが勝利。青チームのリーダーであるヒカキンからは「倒れ込んではいけないというルールはありませんので」と、勝負に貪欲な発言が飛び出した。

 最後の種目は「団体大玉レース」。観客を巻き込んで大玉を転がす観客一体型の種目になっており、会場が1つになって盛り上がった。結果は赤チームが勝利。負けてしまった青チームのヒカキンは、「僕らの大玉は回転速度で言ったら勝ってましたから!」と、健闘を労うコメントをした。

 結果的に「カジノ大運動会」は、赤チームの大逆転勝利により幕を閉じた。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる