サワヤンの正直すぎるレビュー、なぜ人気? 企業案件でも崩さない「辛口な姿勢」
近年、YouTubeではさまざまなジャンルの動画が登場しているが、レビュー動画は未だ人気コンテンツの1つだ。2023年5月3日には、サワヤンが運営しているチャンネルにてレビュー動画が投稿された。動画内ではマイプロテインの商品について感想を述べていくのだが、内容があまりにも正直すぎるということで話題になっている。
以前からレビュー動画をあげていたサワヤンは、企業案件を募集していた。しかし、内容が辛口であることもあって、なかなか実現はしなかったようだ。サワヤンに恐れず案件を依頼してきたマイプロテインに対して、2人は「良くぞ踏み切った」と賛辞を送っている。なお、今回は「粉の溶けやすさ、泡にならない、味」の3つで総合的に評価を下すとのこと。学生時代からバスケットボールなど運動を積極的にしていた2人は、プロテインを飲む機会が多かったらしく、レビューに自信がある様子だった。
最初に挑戦したのはナチュラルチョコレートフレーバー。シェイカーを入れて10秒ほど振ってみたところ、少しダマが残るものの問題はなさそうだ。早速飲んでみると、味は想像しているチョコレートよりも、ココアに近いとのことなので少し残念な様子。しかし、ココアとしてはかなり美味しいため、最終的に☆4の評価を付けていた。その後、ナチュラルバニラフレーバーやラズベリーフレーバーなども飲む2人。プロテイン業界全体のクオリティが上がっているようで、☆4.0、☆4.1と高評価が続いた。
次に、人気フレーバーの1つでもあるミルクティーに挑戦。一口飲むと「これ美味しくない」と、2人ともあまりハマらなかったようで☆2.9に。後半には北海道ミルクフレーバーも試したが、ダマが残りやすく香りもイマイチだったため「北海道の道民に謝るレベルかもしれない」と酷評している。評価は☆1.5になった。
インターネットの発展により、誰でもリアルな口コミを参照しながら買い物ができるようになった昨今。飲食店への訪問や健康食品の購入などを実施する際、必ずレビューを一度見るという人は多いだろう。しかし、なかには本物の口コミなのかわかりづらいものもあるため、有用な情報についての判別が難しいこともある。好きなクリエイターが発信している情報であれば信用度は高いが、企業案件となると「良いことしか言わないのではないか?」と考えてしまうことも少なくない。
サワヤンのレビュー動画は、辛口であるからこそ信用度が高く、商品を買いたい視聴者にとって参考になる。また、ただ紹介するだけでなく、駄目な商品に対して「美味しくない」とハッキリ言い切る姿や、一喜一憂する様子はエンタメとしても面白い。実際、コメント欄では「案件でも普段と変わらないスタイルでやってくれるのおもしろいし、信頼もできるからサワヤンのレビューは神すぎる」などの意見が寄せられていた。今後、また辛口レビューに怯むことなく案件を依頼する企業が現れるかもしれないので、活動内容に引き続き注目していこう。
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