ヒカル、アルファードなどを“超大型断捨離”　得た800万円をスタッフへのプレゼントに充てる「トップYouTuberらしさ」

　家の中をモノで溢れさせないためには、定期的な断捨離が欠かせない。その際にあぶり出された不用品をフリマアプリなどで販売し小遣い稼ぎをする人は少なくないが、トップYouTuberの断捨離ともなるとスケールが違う。

　YouTuberのヒカルが、4月25日に公開された「【家宅捜査】ヒカルが所有してる要らないものを片っ端から売り飛ばしたらいくらになるのか？」と題した動画で、「家の中のいらなくなったものを片っ端から売り飛ばしていく」と宣言した。

　はじめにピックアップした不用品は、はじめしゃちょーやスカイピースら有名YouTuberとのコラボ企画でもらった巨大な特注記念トロフィー。ヒカルにとっては無用の長物でも、ファンにとっては垂涎のシロモノだ。そこで「『ヤフオク!』で1円オークションにかけたらおもろいことになるんちゃうか」と言い、「ヤフオク!」に出品した結果、50万円で売却することに成功した。そこから、金のアクセサリーやハイブランドのファッションアイテム、フィギュア、高級酒なども次々と処分。買取専門店に訪れて買取を依頼すると、金のアクセサリー2点が120万2728円、そのほかの品が153万6500円となった。

　断捨離はこれだけにとどまらない。ヒカルは買取専門店を後にして車で移動中、最後に売却する私物として、下を指さして「これですよ」と、今乗っている社用車「トヨタ アルファード」を売りに出すと明かした。理由は、これまでアルファードをロケ用の車として2台所有していたものの、自身が率いていたYouTuberグループ「Next Stage」を解散したことで、一台で十分まかなえるようになったからだという。しかも、いまから中古車販売店へ向かうとのことで、スタッフが驚くなか、「『断捨離』っていうタイトルでみんな、甘く見てたでしょ？　これがYouTuberヒカル。車いっちゃうから」としたり顔をした。

　その後、中古車販売店で査定したところ、500万円ほどの値が付き、これにて私物の買取金額は合計823万9228円となった。この不用品のリセールによって得たお金をどうするのか？ ヒカルは「ロレックスを買いに行きたい」「ロレックスでほしいものがある」として、査定を終えたその足で時計販売店へ。そしてロレックス デイトナを購入すると、数日前に誕生日を迎えていたスタッフの一人に「前々から欲しいと言っていたので」とプレゼントしていた。何とも粋でスマートなお金の使い方だ。

　こうして大規模な断捨離を終えたヒカル。今回の動画の再生時間は約1時間29分。高級品を購入する時だけでなく、売る時も長編動画のネタとして取れ高十分になるわけだから、ヒカルのような羽振りの良さを売りにするYouTuberは、二度おいしいと言えるだろう。