OZworldも認める“音で変わるゲーム体験“ 「いろんなゲームで臨場感を深く味わいたい」

OZworld “音で変わるゲーム体験“

不必要な雑音“だけ”をカット 『Arctis Nova Pro Wireless』のノイズキャンセリング性能

OZworld

ーーゲームをプレイする際のテンションがより高まりますね。没入感でいえば、『Arctis Nova Pro Wireless』は「アクティブ・ノイズ・キャンセリング」(以下、ANC)の調整にも力が入っているんですよ。

OZworld:たしかに。普通の「ANC」と少し違いますよね?

ーーやはりわかりますか? 通常のノイズキャンセリングだと、とにかく外部の音を完全にシャットアウトするものも多いんですが、ゲーム中だと誰かに話しかけられた時に気付けないと困るときもありますよね。なので、キーボードの打鍵音とか、PCのファンの音とかはカットしつつ、声など必要な音は通すようにしているんです。

OZworld:それ、結構自分は大事なタイプですね。声をかけられても全然聴こえてないときがあるので(笑)。

――ちなみに、『Arctis Nova Pro Wireless』の着け心地はいかがでしたか?

OZworld:長時間着けてもそんなにストレスがなさそうだなと感じました。あと、軽いです。めちゃくちゃ軽い。ゲームしてる間はずっと遣うものだし、頭に着けるものなのでそこは大事ですよね。

 あとは長時間プレイする人間としては替えのバッテリーがあるので、安心して使えるのも良い。交換もパッパッと変えられるから、肝心な瞬間に焦らず済みそうです。

――間違いないですね。「Arctis」シリーズはたとえばコンソール機、『Nintendo Switch』や『PlayStation』とも繋げることができますよ。なので、PC移行を考えている方や、色んなハードでゲームを遊ぶ方でも使いまわせるのは嬉しいポイントですね。

OZworld:スマートフォンとかでも使えますもんね。『Arctis Nova Pro Wireless』もいけるんですよね?

『Arctis Nova Pro Wireless』

――もちろんです! 「Bluetooth」接続で、スマホや『Switch』でも使えます。ちなみに、『Arctis Nova Pro Wireless』なら無線とBluetoothの同時接続もできるので、たとえば『Nintendo Switch』で『スプラトゥーン3』の音を聴きながら、PCの「Discord」で友だちと会話してプレイする、なんてこともできますよ。

OZworld:両方使えるんですか。いいですね。

――『Arctis Nova 3』の方は有線モデルなんですが、こちらは3.5mmのアナログ接続、USB接続それぞれに対応していて、ケーブルも付属します。ちなみ、こちらの機種はシリーズで唯一光るモデルなので、配信映えもするんです。光でテンションが上がるタイプの人だといいかもしれませんね。

『Arctis Nova 3』

OZworld:自分も光るとしっかりテンションが上がるタイプです(笑)。なんなら、自分がコンソール機からPCに移行したのは、ある意味テンションをアゲてプレイできることが決め手だったので。

 もともとはコンソール機でゲームをしていたんですが、PCの人たちってキーボードやマウスが光っていたりするじゃないですか。そういう神秘的な見た目にも惹かれる部分があって、「早くPCに移行したい」と思っていた時期がありました。そういう意味でも、テンションが上がることは大切ですよね。

OZworld

――OZworldさんの世界観も、神秘的な要素を多分に含んでいますよね。ゲームやeスポーツとの関わり方で言うと、「FENNEL」への加入も話題になりましたし、『Dream Hack』への出演なども含め、誰にでもできるわけではない活動をしていると感じます。ご自身はそんな活動の仕方をどう考えているんですか?

OZworld:音楽が自分にとって「伝えたいことを伝えるための軸」だとしたら、そのほかの活動は自分の「伝えたいこと」をより理解してもらうためのオプションみたいな感じなんです。「OZworld」という存在を理解してもらうためのゲームでありNFTであり、自分でやってる洋服のブランドであるというか。一見、全部が繋がっていないように見えても、自分の中では繋がっていて、ひとつのこととしてやれているんです。

 OZworldが「どこへ向かおうとしているのか」という部分や、ゲームでの活動でみんなに「?(ハテナ)」を持たせて、それを音楽で「!(ビックリ)」マークに変化させたり、違うところでやったことを今度はゲームの部分で「!(ビックリ)」マークにさせたりするイメージです。

 まだ全部が細かく進んでいる段階なので、自分のファンや業界の人からは「こいつなにしてるんだろう」とか「音楽だけやっておけばいいのに」と思われているんです。でも、自分の中では「どの辺でどういう合流の仕方をする」というのを考えているから、これからとんでもない合流の仕方をしたときに、結果的にeスポーツの世界でもっとヒップホップをフォーカスしてもらえたり、NFTに関心がある層からもヒップホップに人が流れ込んでいく、みたいな状況を作れるんじゃないかなと思っています。

――OZworldさんはNFTのプロジェクトもかなり早い時期に参入していましたもんね。

OZworld:うまくいったのは、運もありきではあるんですけどね。自分のやりたいことを具現化してくれたり、自分が別のことをしているときに別の情報を探ってくれる仲間がいるからできることですね。

 OZworldとしてこういうことを体現したい、こういうところにもっと行きたいというのを理解してくれて、じゃあそこに行くまでに必要なものはこれだよね、というものを集めてくれる仲間に救われてる部分がたくさんあります。

ーーそれぞれのジャンルにちゃんと仲間がいるからやれると。

OZworld:そうそう。『ONE PIECE』みたいな感じです(笑)。船の進路を決めてくれる航海士がいて、修理する人がいて。そういうのが最近はどんどん固まりはじめていて、どんどん展開が早くなっていってます。

――誰もやっていないことを耕して、あとに続く人たちに道を示せるのは本当にアーティストとしてもフロンティアといえる存在だと思います。異なるジャンルがクロスオーバーするような取り組みが増えるなかで、いち早くそれをやった一人としてOZworldさんの名前を聞くことも今後どんどん増えていきそうですね。

OZworld:自分もそれを楽しみながらやっています。これまでは、その人の生活だったり環境だったりによって、ジャンルをこえた繋がりって見え方が限定的だったと思うんです。ただ、それが少しづつ見えるようになってきたし、時代的にも繋げられないものがなくなってきている。まだそれを理解している人が少ないけれど、早く誰か同じようにやってくれる人が来てほしいと思ってます。

 水面下で動いているプロジェクトもあるので、これからも意味がわからないとんでもないことをたくさんやっていきたいです。

■製品情報
『Arctis Nova Pro Wireless』
参考価格:¥56,070(税込、オープンプライス)
『Arctis Nova 7』
参考価格:¥27,250(税込、オープンプライス)
『Arctis Nova 3』
参考価格:¥13,720(税込、オープンプライス)
『Arctis Nova 1』
参考価格:¥9,540(税込、オープンプライス)

■関連リンク
『Arctis Nova Pro Wireless』製品ページ
『Arctis Nova 7』製品ページ
『Arctis Nova 3』製品ページ
『Arctis Nova 1』製品ページ
SteelSeries公式Twitter
OZworld 公式Twitter

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