『R-1グランプリ2023』優勝本命芸人は? 特に注目したい4人のYouTube活動から分析
3月4日に決勝戦が放送される『R-1グランプリ2023』。ほぼ全員がなんらかの大会でファイナリストを経験しており「史上最高のメンバー」との呼び声も高い今大会。出場芸人のYouTubeでの活動から特に注目したい4人を紹介し、その魅力を紐解いていきたい。
永見大吾(カベポスター)
まず紹介したいのが、永見大吾(カベポスター)。M-1グランプリ2022で決勝で見せた「確かにお前の言う通り、糸電話って数分後にはめっちゃゴミだね」を始めとした圧倒的なワードセンスで会場の空気を掴む言葉の魔術師。キュウぴろと対談した『焚き火で語る。』で、ネタ作りのこだわりについて「いかにボケてない感じを出すか」と語っていたように、とにかくネタの中であっても「自然体の永見」を演じるのが上手く、良い意味で色が薄いからこそ言葉、内容の面白さが100%の純度で入ってくる。当日の出番順はきょん(コットン)、都留拓也(ラパルフェ)に続く3番手。濃い2人の後にシャーベットのような永見が来るこの出順は奇跡としか言いようがない。