連載「十束おとはの『テック・ファウンダー』」第6回:Roland『BRIDGE CAST』
「音質が……全然違うぞ……!」 “光らせ屋”の十束おとはも興奮したRolandのゲーミングミキサー『BRIDGE CAST』レビュー
みなさま、こんにちは! 十束おとはです。
あっという間に2月も終わりそうですね。
私はこの時期毎年花粉症と戦っており、これを書いている今もティッシュを鼻に詰めて記事を作っています(笑)。
さてさて春といえば……そう!引越しの季節です。
私は普段からTwitchで配信をしているのですが、日々配信をする中で「もっとかっこいい配信部屋を作りたい……」という思いがふつふつと湧いてきて、ついに近々お引越しを計画しています。
春からの配信生活をさらに豊かにするべく、リアルサウンドテックの編集者さんにおすすめのガジェットを聞いたところ「それなら、良いのがありますよ!」とゲームに出てくる武器商人のようなテンション(褒めてます)でオススメされたのがこちらです!
「ん? Rolandって電子楽器メーカーでは……!?」と思ったそこのあなた。合っています。
この商品、なんとRolandが初めてゲーム配信のために設計・開発した、ゲーミング・ミキサーだそうです。たしかに、ゲームをプレイする中で音はとても重要。特にFPSでは足音だけではなく、ボイスチャットも大切なので、良い環境が必要です。
初めてこの商品を知ったとき、私の頭の中にこんな疑問が浮かびました。
「どうしてこの商品を作ることになったんだろう?」
その答えは、Rolandのメールマガジンで解き明かされておりました。なんと、Rolandで働いているゲーマー社員さんの熱意から始まったプロジェクトだそうな。漫画みたいな話だな……。
その方は「ローランドのオーディオ・インターフェースとプロ向けのオーディオ・ミキサーの技術があれば、ゲームの音をもっと良くすることができるのではないか」Rolandのメールマガジンより引用)と思い、企画書を作って社長に直談判。
そのことをきっかけに開発プロジェクトが始まり、他のゲーマー社員の皆さんと一緒にこの『BRIDGE CAST』を作り上げたそうな。そんな気合いが入った商品、触りたいに決まってるじゃないですか!!!!
ということで実際に家に届いたので開けてみます。
思ったよりも小さくて可愛くて軽い! 片手で掴めるサイズです。
初めてミキサーをお家に迎え入れたのですが、まずはとても軽くてびっくりしました。私が見たことのあるミキサーは、スタジオにあるようなとてつもなく大きくてボタンもたくさんあるものだったのですが、これならお部屋に置くのもスペースを取らずにすみそうです。
実際に電源を入れてみます。ポチィ……。
ひ、光ったァァァァァァァァ!!!!!!!!
電源を入れてみると、なんと4色にキラキラ光り始めたではありませんか。可愛い。可愛すぎる……。
ちなみに、私はPCやガジェットを全てを光らせている“光らせ屋”なのですが、そんな私も一瞬で虜になってしまう可愛さも兼ね備えていました。
ちなみに『BRIDGE CAST』専用アプリで色も変えられますので、”光らせ屋”の皆さまもご安心ください。
ここからは実際に使ってみての感想をお伝えしていきたいと思います。