連載「十束おとはの『テック・ファウンダー』」第6回:Roland『BRIDGE CAST』
「音質が……全然違うぞ……!」 “光らせ屋”の十束おとはも興奮したRolandのゲーミングミキサー『BRIDGE CAST』レビュー
(1)各ボタンでボリューム調整やミュートができるから便利!
『BRIDGE CAST』を触ってみて、自分の声やBGM、ボイスチャットにゲーム音……何種類もの音を一括で管理できる便利さを初めて知りました。ボリューム調整はノブを指でダイヤル式に回していくのですが、つっかかりがなく細かく回せるようになっているので、自分好みの大きさに調整できます!
ボタン1つでミュートにできる機能もついているので、ゲーム音を切って雑談したい時などにとても便利ですね。
ちなみに、自分が聴く音のボリュームと、配信に載せるボリュームのバランスをそれぞれ変えられるので「ゲーム音を上げたいけど、これ以上あげたら配信が爆音になるから我慢しよう……」という悩みが無くなるわけです。
(2)ボイスエフェクト機能が付いていて面白い!
今回、人生で初めて"ボイスチェンジャー"機能を使いました!ピッチとフォルマントを調整して自分の声をアレンジしていく楽しさを体験できます。
ちなみにピッチは音の高さ、フォルマントは周波数を意味しているらしいです。
私はアイドル時代、”電波声”と言われていたのですが、そんな私がボイチェンを試すと、ピッチを下に動かせばイケボに、上に動かせばヘリウムガスを吸ったような声に。さらにフォルマントをいじると声質が変化していって……「これは楽しいぞ!」とすぐに楽しさを体感できました。
配信でも色々試したら楽しそうだな〜、と思いながらたくさん遊んでしまいました。
(3)とにかく音が良くなる
「とにかく音が良くなる」こと、これに尽きます。これまで私はミキサーを使わずに配信をしていたので、『BRIDGE CAST』を初めて使って頭に浮かんだ感想は「音質が……全然違うぞ……!」でした。思わず語彙力を失うほどにびっくり。
専用アプリにてマイクと各種音声出力のパラメーター変更、GAME EQプリセットの調節などができるので、細かい調整が可能です。
こう書くと「難しいのでは?」と思われてしまいそうですが、実際には専用アプリでバーのような部分をマウスで上げ下げするだけなので、ミキサーを使うのが初めてという方でも簡単に調整できるなと感じました。
私は今回初めてゲーミングミキサーを使用してみたのですが、想像以上に簡単に操作できて、初心者でも満足感のあるものでした。
ゲーマー的にも「かゆいところに手が届く商品だな」と思ったのですが、それは発起人であるRolandの社員さんを始め、みなさんの愛と熱によるものなのでしょう。
コロナ禍をきっかけにさらに盛り上がりを見せるゲームシーン。
みなさんもぜひ春にときめくガジェットを手に入れてみてはいかがでしょうか?