『ドラ恋 in NEW YORK』11話ーー最後のベッドシーンで想いが溢れ出す れいや×りりあそれぞれの涙の意味

『ドラ恋 in NEW YORK』11話

 主題歌をindigo la Endの『夏夜のマジック』が飾るドラマ第6話のオーディションから始まった第11話。

 本気の恋心を伝え成立した2組のカップル、れいや(柾木玲弥)×りりあ(小島梨里杏)ペアとしょうだい(福山翔大)×みゆ(吉本実憂)ペアの一騎討ちが観られた。

 ドラマ第6話のオーディションの舞台は自由の女神を臨むフェリーの上。ニューヨークで偶然再会したかつて恋人同士だった男女による物語でベッドシーンも描かれ、リアルケミストリーが求められるストーリーだ。

 しょうだい×みゆは話し合っていた通り、2人のルーツである博多弁で芝居をする姿が新鮮で印象的だった。しかし、今回再会から徐々に徐々に当時の思い出や感情を蘇らせていく様が自然で鮮やかだったれいや×りりあペアがドラマ最終話の主演の座を射止めた。

 由水(南)先生からも「2人の心の繋がりを一番感じたからです。1シーン1シーン丁寧に作り上げられていて2人のキャラクターそれぞれの成長も観られた」という講評があった。

 これでドラマ第1話と第6話の主演を務めることになったれいや×りりあ。れいやは「やれて良かった」と実感を募らせるも、“恋をしない可能性”を聞かれると「5%」とその可能性を残した。今この現場では好きだし恋してるけれど、怒涛の展開に一度落ち着いて“東京に帰ってもこの関係でいたいのか”を考えたいのだと言う。

 りりあは、そんなれいやの気持ちを見越してかインタビュー後、このドラマのストーリーと絡めて、ある決意を話していた。

 『夏夜のマジック』について「旅先で出会った2人が一夏の恋に落ちる“嘘みたいな時間”が描かれていて、私とれいやくんの関係と通じている部分もあるなと思ってるんですが、私はこの関係を“嘘みたいな時間”には終わらせたくないので、その気持ちをお芝居で見せられたらと思っています」と、どこか切なそうな表情を覗かせた。

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