『ドラ恋 in NEW YORK』9話ーー「人を受け入れるのがやっぱり怖い」キスシーンで変化するはるかの恋愛に対する気持ち

『ドラ恋 in NEW YORK』9話

 しかしこの過去の自身の痛みやトラウマについてもその一端をひろとに見せることができたのは、慎重なはるかにとって恋愛面でも大きな大きな変化の兆しだろう。これを受けてひろとはキスシーン前に「“本当の気持ちになったら蓋しちゃう”って言ってたのを今だけはやめて全力で楽しみにいく。最高の思い出に」と、とにかく“怖がらなくて良い”というメッセージを常に伝え続けてくれる。自転車の2人乗りシーンの前にも少し怖がるはるかに「俺を掴んでたら絶対落ちないから」と力強く言ってくれるひろとの嘘のない言葉やあったかい背中に心のバリアが徐々に解けていくのが見て取れた。

 本番終了後はるかはどこか軽やかで「恋をする可能性も感じたし、人のことちゃんと好きになりたいなって思える自分に出会えたのが嬉しい。怖がってたところから自分で抜けられたのが嬉しい」と前向きな発言があり、この撮影を通してニューヨークが好きな街になり全ての思い出が良いものに変わったと話していた。

 「誰よりはるかのことを考えて撮影に臨んだ」と言うひろとは「はるかのことを愛おしいとか守ってあげたいとか想った愛おしさがそのまま撮影に出たと思う」と話すも、一番気になっている相手については現時点でみゆ(吉本実憂)のまま変化がなかったようだ。

 一方休日にりりあ(小島梨里杏)と遊びに出かけたみゆは、最後ペアを組みたい相手を聞かれるとしょうだい(福山翔大)の名前を挙げる。“好きな人には1歩先を行っていて欲しい、お芝居について語り合える人が良い”というみゆの希望に合致するのがしょうだいのようだ。

 次週、ドラマ第6話はもう最終告白になるようだ。本作第10話目にしてもう最終告白ということは、この部分を残り何週にも渡ってじっくり堪能できるということなのだろうか。

【場面写真】『恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK』9話ハイライト

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