主婦トラック運転手YouTuber・ちゃんねるぽん太が語る トラック運転手の”しんどい印象”を払拭する発信法

ちゃんねるぽん太インタビュー

 主婦トラック運転手のリアルな日常の発信や、特殊車両の運転を好奇心旺盛に学ぶ動画で人気急上昇中の「ちゃんねるぽん太」。YouTubeチャンネルの開設から約1年半が経ったいま、幼少期からトラック運転手にあこがれていたというぽん太に、動画投稿を始めたきっかけや運送業の魅力、今後の展望などを聞いた。

コロナ禍のあるニュースがきっかけで動画投稿を開始

――改めて、YouTubeチャンネルを開設した経緯を教えてください。

ぽん太:運送業界では、ドライバーが荷主さんに対して要望を言いにくい雰囲気があるんですね。以前から、そういうところを変えられないかなと思っていたんです。私がYouTubeで発信したからといって、すぐにどうにかなるわけではないですけど、少しでも業界が変わるきっかけを作れたらいいなと思ってチャンネルを開設しました。

――なるほど。

ぽん太:もうひとつ、2020年に愛媛県の小学校が長距離トラック運転手世帯の子どもに自宅待機を求め、入学式に出席できなかったというニュースがあり、それを見たこともきっかけになりました。新型コロナウイルスの感染拡大地域を仕事で訪れるからというのが理由だったんですけど、個人的に納得がいかなくて。自分にできることはないかなと考えたときに思いついたのがYouTubeでの発信でした。

――子どものころからトラック運転手になるのが夢だったそうですが、運送業界の魅力はどんなところに感じますか?

ぽん太:私、単純に仕事自体が楽しいんですよね。トラックに荷物を積んで、それを配送先に届けて。その途中にはいろんなトラブルもあるんですけど、それをクリアして無事に届けたときの達成感が最高に気持ちいいんです。

――運送中のトラブルというと、たとえば?

ぽん太:初めて通る道だと、ちゃんとトラックが通れる道幅なのかとか、渋滞事情もわからなかこともあります。あとは荷物の積み間違いがあったり、現地に行ってみたら荷物が積めない!みたいなこともあったりするし。

――そんなこともあるのですね!?

ぽん太:ありますあります。日々、イレギュラーなことだらけです。でも、私は同じ作業を繰り返すのが苦手なので、トラック運転手が性に合ってるのかもしれませんね。

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