iPhoneでイルミネーションを綺麗に撮影する方法とは? 3年ぶりの開催『青の洞窟 SHIBUYA』で実践してみた

『青の洞窟 SHIBUYA』で映え写真を撮る裏ワザ

 渋谷公園通りから代々木公園ケヤキ並木までを青色のイルミネーションが彩る『青の洞窟 SHIBUYA』。2019年以来3年ぶりの開催となった今年は、さらに美しい“映え”スポットとなっていた。

 今回は実際に初日にイベントへ足を運んでみた感想とともにイルミネーションを上手く撮るコツを紹介していく。筆者が今回撮影で使用したのは『iPhone 13』だ。イルミネーションを撮影するときの参考にしていただきたい。

2022年『青の洞窟』の注目撮影場所 反射板がポイントに

 原宿駅西口から徒歩10分ほど歩いた先に渋谷の街を青一色に彩るイルミネーションが広がる。代々木公園ケヤキ並木の入り口には『青の洞窟』と書かれた大きなパネルが配置され一つ目の写真スポットになっている。

 裏側には最新のデジタル制御とインターネット技術を融合した巨大パネルが用意され、開催期間中の土曜日、日曜日に限り、手書きで大切な人へのメッセージを投影することができるという。このパネルに映し出される『青の洞窟 SHIBUYA 』の文字をバックに写真を撮ることが筆者のおすすめだ。

 今年の『青の洞窟』の注目ポイントは地面に反射板のフィルムが敷かれているという点だ。このフィルムが青く彩られた木々を反射させ、通り全体が青に囲まれることでより幻想的な世界を作り出している。

一番イルミネーションをきれいに撮影する方法を検証してみた

 実際に見たイルミネーションの美しさをそのまま写真に収めたいけれど普通に撮影しただけでは上手く撮れない、光がぼやけて見えてしまうという悩みを解消する「きれいにイルミネーションを撮る方法」について検証した。その結果、一番見え方がきれいだった撮影方法について紹介する。

 反射板を活かしてイルミネーションを撮ることが“映え”写真をとるポイントだ。

 反射板にスマホを近づけ、スマートフォンを逆さに向け、広角カメラに設定。さらに、フィルタを冷たいビビッド、フォトグラフスタイルを「暖かい」、露出補正値 0.3 に設定する。

 すると、以下のような地面からの反射を強調する青い光に包み込まれた幻想的な写真を撮ることができる。通常の広角カメラで撮影した写真より、光の一つ一つをより鮮明に撮影することが可能だ。


  また、広角レンズと露出補正値1.0 の設定もイルミネーションをきれいに撮影することができる。この設定は並木をメインに撮影する際に適しており、最大限に光を美しく撮影できる。

 街に活気が戻りつつある今、各地で開催されるイルミネーションイベントに足を運んだ際には是非、今回紹介した方法で“映え”写真を撮っていただきたい。

 今年の『青の洞窟 SHIBUYA』は12月8日から25日までの開催となる。夜になるにつれて混雑してきたため、ゆっくりと撮影をしたい人は17時くらいに現地へ向かうことをおすすめしたい。

青の洞窟 SHIBUYA  URL:shibuya-aonodokutsu.jp

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