YouTuberが100kgの大間マグロを釣り上げる 「もう魚じゃない。でっかい岩を上げてる感じ」

 黒いダイヤと呼ばれるブランドマグロ「大間マグロ」の漁に挑む、釣り系YouTuberグループ「釣りよかでしょう」の動画が、急上昇ランキング入りするなど注目を集めている。

 釣りよかでしょうは、「大自然で遊ぶ」をコンセプトに、海、渓流、湖など様々な場所で釣りを行う7人組YouTuber。これまで数々の大物を釣り上げてきた彼らだが、このほど史上最大級といえる巨大魚に挑んだ。その模様が12月14日、15日投稿の動画で公開された。

 今回、拠点とする佐賀県を離れ、遠路はるばる青森県大間町まで派遣されたのは、メンバーの「きむ」。きむは、動画配信サービス「Paravi」で独占配信される『新マグロに賭けた男たち2023~地獄の海で一獲千金~』のロケとしてマグロ漁に参加することになった。ちなみに、『マグロに賭けた男たち』は、マグロ漁師に密着した人気ドキュメンタリーシリーズ。20年あまり続く同番組において、ゲストがマグロ漁に挑戦するのは初の試みとのことだ。

日本一の大間のマグロが衝撃的大きさだった・・・

 14日に公開された動画できむは、マグロ漁師・山本さんの船に乗り込み大海原へ。ブリの幼魚を活きエサとして糸を垂らすこと3~4時間。マグロがかかり、きむは山本さんとともに糸を引く作業にあたる。その中で突如としてマグロを銛で突く「とどめ刺し」の大役を急に振られた。

 「突けるのか!?俺に」。半信半疑ながらもきむは、水面に姿を現したマグロのえらを狙って勢いよく銛を突く。しかし、硬くてなかなか刺さらない。何度目かの攻撃でようやく魚体を貫くと、鮮血がじわりと海に広がった。「すごい。釣れた。びっくりした。あ~腰抜けそう。まだ震えてる。手が」と、半ば放心状態でつぶやくきむ。

 釣り上げられたマグロは、およそ100キロで大間マグロとしては平均的なサイズ。とはいえ、目の前にすると迫力満点で、きむはひたすら「すごい!」を連発し、「もう魚じゃない。石。でっかい岩を上げてる感じだったです。とにかく重い」と表現した。

 釣果が上がったからには、早速、佐賀で吉報を待つメンバーへ報告だ。きむは「ぼーっとしとったら、パツーン! ビューン!ときて、アドレナリン出まくり」と興奮気味に伝えた。最後のとどめ刺しを行ったと話すと、リーダーのよーらいらメンバーは「すごいじゃん!」と称賛。きむは「デカかった。九州で釣ったやつ、比べものにならんやった。人生で一番興奮した。ほんと手足が震えたです」としみじみと語っていた。

大間の100kgマグロを丸ごと買い取る!!

 せっかくの大物、手放すのはもったいない。そこで15日に公開した動画できむは、よーらいと相談した結果、釣り上げたマグロを買い取ることにしたと説明。ちなみに値段は「50万円ちょい」だったという。青森から佐賀まで輸送してもらい、後日、メンバーとその友人たちを集めてマグロパーティーを開催。100キロのマグロ一匹丸々使った宴の模様も公開されている。

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